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公道走行可能!リバティーウォークが180SXを「激変」させた伝説のスーパーシルエット仕様

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

伝説のポルシェ935とフォード・カプリを融合

正式名称「LBスーパーシルエット180SX」。そのスタイルを一見すると、2023年にデビューした「LBスーパーシルエットFD3S RX-7」に似ていると感じるかもしれない。リトラクタブルライトのクーペという共通点からコンセプトは重なるが、これは意図的な狙いだ。

じつはリバティーウォークの加藤会長はポルシェのフォルムをこよなく愛しており、とくに「78モビー・ディック」の名で知られるGr.5仕様のポルシェ935レーシングのエアロダイナミクスに心酔している。そのエッセンスを国産スポーツカーで表現したいという想いが、デザインの根底に流れている。

しかし、今回本当に求めたフォルムは別にあった。それは、同じく1980年代に活躍したGr.5マシンの「フォード・カプリ」だ。180SXのルーフから流れるクーペラインがカプリに似ていることから、フロントセクション以外の特徴的な造形は、すべてカプリ・レーシングのフォルムに寄せているという。

全長4900mm!ベース車の魅力を活かした黄金比

伸びやかでワイドなフォルムを追求するため、ノーズを大胆にロング化。その結果、全長は4900mmに達した。全幅もフロント片側80mm、リア片側120mmものワイドボディを纏い、ロングノーズ・ショートデッキのレーシングスタイルを構築している。

特筆すべきは、ただ派手にするだけでなく、ベース車である180SXらしさを大切にしている点だ。リトラクタブルライトやテールの形状はそのまま残されており、ワイド化に伴う加工を最小限に留めることで、ひと目で180SXとわかる絶妙なバランスを保っている。

3Dスキャン導入によって生まれた流れるようなRラインと、エッジの効いたフェンダーの組み合わせは、これまでの力強さ一辺倒だったシルエットボディとは一線を画す、流線型の美しさを湛えている。

これほどまでに過激なマシンでありながら、お飾りのショーモデルではなく、実際に公道を自走可能なボディキットとして作り込まれている点に、リバティーウォークの真骨頂がある。まさに「庶民のスポーツカーがスーパーカーに」という言葉にふさわしい、2026年屈指の意欲作といえるだろう。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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