9度のWRC王者セバスチャン・オジエの
特別仕様は「走り」の専用設定が満載!!
2026年2月の大阪オートメッセにて、本邦初公開となるGRヤリスの特別仕様車「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」が登場しました。WRC第1戦ラリー・モンテカルロで世界初公開されたモデルは、セバスチャン・オジエ選手の通算9回目のドライバーズチャンピオン獲得を記念した、まさにファンへの感謝の結晶です。なぜこのモデルは6MTのみの設定なのでしょうか。そして専用の「SEB.」モードがもたらす異次元の走りとは…。国内100台という狭き門となる王者のヤリス、その詳細をレポートします。
オジエと共同開発した四輪制御デバイス
「SEB」で高速域のコントロール性向上!
今回の大阪オートメッセでは、本邦初公開になるGRヤリスの特別仕様車「GRヤリス Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」が登場した。
このGRヤリスは、2026年1月22日、WRC第1戦ラリー・モンテカルロで公開されたモデルで、セバスチャン・オジエ選手が歴代最多タイとなるWRC通算9度目となるドライバーズチャンピオンを獲得したことを記念した特別仕様車だ。ラリーファンへの感謝を込めたスペシャルバージョンになっている。
ベースは2025年に発売した「Aero performance package」で、そこにオジエ選手のこだわりや個性を取り込んだ専用装備を採用。一番大きな違いは、4WDの制御モードだ。オジエ選手と開発した専用の四駆制御モードは「SEB.」モードと名付けられた。前輪の旋回性を確保しながら、後輪の駆動力による車両コントロールを可能にすることを狙い、前40:後60のトルク配分とした四駆制御モードになっている。
ベース車の「TRACK」モードと置き換える形になっており、ドライバーと車両との一体感を高め、高速度域でのクルマのコントロール性を向上させる制御になっている。それに加え、「GRヤリス MORIZO RR」に採用された「MORIZO」モードも、ベース車の「GRAVEL」モードと置き換える形で備わっているのも大きな特徴だ。
新規「グラビティブラック」カラーに6MT
サイドターン用縦引きサイドブレーキ装備!
外板色は、新規開発の「グラビティブラック」を専用色として採用。ホイールも専用カラーのマットブラックで、ブレーキキャリパーはオジエ選手のシグネチャーカラーであるブルーに塗装されている。ラジエーターグリルはオジエ選手の母国フランス国旗をモチーフにしたトリコロール加飾だ。バックドアには「Sébastien Ogier 9x World Champion Edition」専用エンブレムも備わる。
内装では、豪快かつ華麗なサイドターンには欠かせない「縦引きタイプ」のサイドブレーキが目を引く。こちらはグレーステッチ付き革巻きレバー&カバーの凝った作りだ。GR専用ステアリングも、トリコロールステッチに変更されている。
ちなみに「GRヤリス MORIZO RR」のミッションはDAT(スポーツAT)だが、このオジエ・エディションは6MTだけという点も、アイデンティティの違いを表している。そしてダッシュボードには、専用のシリアルナンバー入りプレートも光っていた。
日本国内では100台限定の販売で、2026年春以降にスマートフォン用アプリ「GR app」を通じて抽選申し込みが解禁される予定だ(価格は未定)。欧州の一部地域のなかでも、同様に100台限定で発売されるとのことだった。














































































