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真冬の北海道1000kmを走破! 誰でも参加できる雪上ラリーの全貌

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

  • FR車のGR86、ラリーでおなじみのGRヤリス、スバル各車、そして本格4駆にピックアップトラックまで国内外のさまざまな車両が参加
  • 井手光裕/諒太/晴太組(No.7 IDE FAMILY/LAND ROVER DEFENDER/東京都)
  • SSに挑む各車。ここでそれぞれの走りを観察することも可能
  • 全28台、53名が集結した今回のシバレルラリー。内8チームが初参加
  • 車検では、車検証や携行品のチェックが行われる。ステッカーは事前に送られるものを貼り付けてくる、そして当日現地で受け取ってその場で貼り付けるの2通りから選べる
  • 林 篤志/壮流組(No.300 Scuderia 884/MERCEDES-BENZ G300 PROFESSIONAL/群馬県)
  • 内山貴史/こうき組(No.25 The YOKOHAMA Rubber iceGUARD 8/TOYOTA RAIZE/神奈川県)
  • 井利元聖史/新組(No.88 PlanBee Racing MTR/SUZUKI JIMNY/山口県)
  • 毎年2月末の同じ時期に開催されるシバレルラリー。年によって雪の状況や気温などが大きく異なるが、2026年は全体的に雪の少ないラリーとなった
  • 今回はSSの時間もたっぷりと取ってあり、ドライバー交代したり、何度も反復練習をする参加者も

競技ライセンス不要の雪上アドベンチャー
誰でも楽しめる「シバレルラリー」とは!?

2026年2月20日から23日までの4日間、真冬の北海道を舞台に「Shibareru Adventure Rally 2026(通称:シバレルラリー)」が開催されました。競技ライセンスは不要で、普通自動車免許とスタッドレスタイヤを装着したクルマがあれば誰でも参加できるこのイベント。今回は28台53名が集結し、ラリー用の道案内図である「コマ図」を頼りに約1000kmの雪道を走破しました。大自然の絶景やグルメを自由に堪能しながら、なぜ多くの参加者がこの過酷なラリーに魅了されるのでしょうか。今回は、非日常の冒険を通じて絆を深めた「親子の男旅」にスポットを当て、その全貌をレポートします。

厳冬期の北海道を4日間で1000km駆ける
雪渓や美味しいグルメ堪能のシバレルラリー

寒さが厳しい北海道の方言で、凍てつく寒さのことを指す「凍(しば)れる」をその名前の由来とした「シバレルラリー」。ラリー形式を採用しながらも、ラリーで使われる競技の要素を極力取り除き、真冬の北海道ならではの美しい風景やおいしいグルメを堪能できるイベントだ。そして、安心してちょっとした冒険ができるアドベンチャーツーリズムとなっている。

参加条件は極めてシンプルで、ドライバーは普通自動車免許があれば参加が可能。毎日クローズドコースで走行をする機会(“滑らす”ステージ、略してSS)があるので、雪道に慣れていないドライバーでもこのSSで練習してから公道で走行することが可能だ。

車両のレギュレーションも、最低航続距離300kmで、車検を受けており(違法改造車はNG)、自賠責保険に入っていること、そしてスタッドレスタイヤを装着していればOK。あとはスノーブラシやけん引ロープ、そしてバッテリージャンプコードと三角表示板、発炎筒、ガラスハンマー、シートベルトカッター、懐中電灯といったものを搭載していることが条件となる。

雪上走行からグルメ、スキーまで!?
自由なスタイルで楽しみ尽くす1000km旅

手渡されたコマ図(ラリー用の道案内図)を頼りに皆で同じ目的地に向かって4日間を走り抜くのがこのイベントの基本。このルートには冬の北海道ならではのビューポイントがあるし、途中にはCP(チェックポイント)も用意されている。しかし、必ずしもCPを通過しなければならないというわけではなく、それぞれが自由に旅を楽しむスタイルが取れるようになっている。

2026年もルートの途中でスキーを楽しむためにスキー板を積んでやってきた参加者もいた。また、長期の休みを取って事前に北海道入りし、旅の途中にシバレルラリーに参加する者もいれば、北海道在住で新たに北海道の魅力を知りたいと参加する者もいる。毎晩、各日のゴールポイントとなっているホテルでは、その日1日をどう過ごしたかを参加者同士で話し合って盛り上がるのも、このイベントならではの楽しさのひとつだ。

今回は全28台、53名が参加。初日に新千歳から旭川まで移動し、その後オホーツク、そして屈斜路湖を周って帯広・十勝、そして新千歳へ戻るという約1000kmを走破するスケジュールとなっていた。

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