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今や初代より希少か!? 前輪駆動となった2代目「ロータス エラン」の魅力と評価

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

スポーツカーとオープンが好きなオーナーの車歴は「すべて屋根なし」車という偏愛旧車ライフ!?

「趣味のクルマはこの1992年式のエランSEと、フォルクスワーゲン ビートル1303のカブリオレの2台です。このイベントは年式の縛りがないので、エランでエントリーを果たせました」

そう語るのは、オーナーの後藤大洋さん。このエランを手に入れたのは4〜5年ほど前だそうだが、それまでの車歴を伺うと、かつては初代NAロードスター、ジムニーやパジェロにも乗っていたとのこと。

「すべて屋根なしですね。スポーツカーとオープンが好きなもので」と後藤さんは笑う。

じつは後藤さんは、今回のイベントにも協力した地元の「糸魚川クラシックカークラブ」の主要メンバーのひとりだ。毎年9月に開催される恒例のイベント「日本海クラシックカーレビュー」でも、長年運営スタッフの一員として活躍されている。

FR至上主義の時代に生まれたFFハンドリングカーM100エランは当時「もっとも安全に速く走るクルマ」!

「9月の日本海クラシックカーレビューでは毎年手伝いで忙しく、そもそもM100エランは年式的にもエントリーできませんでしたから、今日は晴れて堂々の参加です」と後藤さんは語る。

M100エランのデビュー時、自動車評論家筋からは「公道上のA地点からB地点まで、もっとも安全に速く移動できるクルマ」と、そのハンドリングに対する評価は非常に高いものだった。しかし当時はまだ、「スポーツカーといえばFRに限る」といった考えが根強かった時代でもある。

それでも後藤さんは、「前輪駆動のスポーツカーということには、とくに抵抗はありませんでした。実際に乗ってみると、ともかく楽しいクルマですよ」と、エランとの生活を満喫している。

そんなM100エランもすでにデビューから30年以上が経過した。その希少性だけでなく、十分に「クラシックスポーツカーフェスタ」の主役級の1台であることは間違いないだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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