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歴代F1チャンピオンが何人も乗ったコブラ!? ボンネットにサイン輝く「コブラ427」の凄すぎるエピソード!

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

綺羅星のごときF1ドライバーたちの直筆サイン群
中でも感慨深いのはF1最終年の小林可夢偉サイン

Oさんは毎年F1ドライバーを助手席に乗せてパレードをするたび、その記念にクルマのボンネットへサインを書いてもらってきた。

そのサインを見れば、セバスチャン・ベッセル、ファン・パブロ・モントーヤ、フェルナンド・アロンソ、ピエール・ガスリー、ヤルノ・トゥルーリ、マーク・ウェバー、ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン、セバスチャン・ブエミ、ダニエル・リカルド……と、まさに綺羅星のごとき面々が並ぶ。

「なかでも感慨深いのが、2014年のパレードで同乗した小林可夢偉選手のサインです。この年が、彼にとってF1最後の日本GPとなりましたから……」

パワーやトルクを見せつける趣味クルマではなく
人生の素敵なエピソードを作り出す製造マシーン

30年ほど前、Oさんはこのコブラ427を手に入れたことで、地元のクルマ好きやヒストリックカークラブとの交流が生まれ、さらには毎年のように鈴鹿サーキットで多くのF1ドライバーたちとパレードランを行うに至った。世界最高峰のF1ドライバーを助手席に乗せて鈴鹿サーキットを走るとき、どんな思いだったのかと尋ねると、当時の思い出を嬉しそうに語ってくれた。

「緊張はしましたが、それよりも感動したのは彼らの紳士的な態度です。やはり超一流のアスリートは、みなとてもジェントルでしたね」

きっとこのコブラ427は、Oさんにとって単なるアメリカンマッスルのパワーを絞り出す趣味のクルマではなく、「人生の素敵な思い出&エピソード製造マシーン」ともいうべきかけがえのない存在なのだろう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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