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初めての愛車がネオクラで大丈夫!? 1年で1万キロを走破したVW「ゴルフ2」のリアル

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

初めてのマイカーとして5年前に手に入れ、走行10万kmの今も毎週使う実用ネオクラとして楽しむフォルクスワーゲン「ゴルフ2」

東京プリンスホテルの駐車場で開かれたカーオーナーミーティングの会場に、真っ赤なフォルクスワーゲン「ゴルフ2」(2世代目)が現れた。新車から35年が経つとは思えない、磨き上げられた美しい状態を保っている。オーナーに話を聞くと、ノーマル然とした外観の裏に、年式違いの純正パーツで仕上げたこだわりが隠されていた。

秋空の下で輝く真っ赤なVWゴルフ2! 初マイカーに選んだ理由とは

会場で目を引いたのは、美しく輝く赤いフォルクスワーゲン「ゴルフ2」だった。「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」の会場となった東京プリンスホテルの駐車場には、スポーツカーから高級車、コンパクトな大衆車まで、さまざまな車両とオーナーが招待された。一時期は街なかで数多く見かけた輸入車のゴルフも、気がつけば数を減らした。ここ最近はゴルフ2もあまり見かけなくなった。そこでオーナーの“おがみ”さんに話を伺った。

「このクルマは1990年式のVWゴルフCLiです。今から5年ほど前に手に入れました。このクルマが初のマイカーなんです。当時、いろいろクルマを探していて、シトロエンのBXとかも候補だったんですが、ゴルフは実用性の高いネオクラだと思い選びました。5年乗った結果、その考えは間違いではなかったと思いますね。走行5万kmで買って、今は10万km走りましたが、普通に使える良いクルマです」

ちなみに、“おがみ”さんが候補に挙げたシトロエン「BX」は、1982年に登場したミドルクラスのハッチバックである。ゴルフ2と同じ時代を生きたヨーロッパ車だ。

1974年登場の名車「ゴルフ」! 1990年式CLi右ハンドル車のコンディションは

“おがみ”さんの愛車は、新車から35年が経つとは思えないコンディションを保っている。ゴルフは、ビートルの愛称で親しまれたVWタイプ1の後継モデルとして1974年に登場した。リアエンジン・リア駆動のタイプ1とは異なり、横置きエンジンをフロントに搭載するFF(前輪駆動)方式を採用する。ハッチバック形状のボディはコンパクトながら広い室内空間を持ち、瞬く間に人気のモデルとなった。

“おがみ”さんが乗る1990年式は、1983年にモデルチェンジを果たした通称「ゴルフ2」と呼ばれる2代目モデルである。ヤナセで販売されたCLi右ハンドルのディーラー車で、オプションのスライディングルーフ(開閉式の天井)が備わり、当時から人気のあったレッドという一台だ。傷みがちなボディカラーも状態が良く、ダッシュボードの割れなどもないグッドコンディションだったことも購入の決め手となったという。

ちなみに、CLiは年式によって位置づけが変わるグレードだった。登場時は上級グレードで、その後は他グレードの追加に伴って中位やベーシックへと変遷している。

HELLAフォグにメッキモール! 年式違いの純正パーツで楽しむ純正風カスタム

“おがみ”さんのゴルフ2は、ノーマル然とした外観ながら、年式ごとに細かくディテールの異なる純正パーツを組み合わせたカスタムが施されている。通勤にこそ使っていないものの、このクルマを毎週ふだん使いしているという。新車から35年が経つクルマながら、特に問題もなく大きな故障も経験していない。パーツに関しても、世界中で売れたクルマなので、それほど困ることはないそうだ。

「基本的にはノーマルのままですが、ヤナセのオプションだったHELLA(ヘラー)のフォグランプを装着してます。あと細かい部分なんですが、1988年と1989年モデルのCLiには、メッキモール付きのバンパーが備わるんです。このクルマはそんなメッキモール付きに交換しています。さらにラジエターグリルも格子幅の狭い前期型に交換しています。これだけで雰囲気はかなり古い感じになるので、気に入ってます」

ちなみに、フォグランプを手がけるHELLAはドイツの自動車用ランプメーカーである。欧州車の純正灯火類を幅広く手がけてきたブランドだ。

新車から35年が経過した今も、おがみさんの日常を支えながら、秋空の下で鮮やかに輝く真っ赤なゴルフ2。実用性の高いネオクラシックカーとして、これからも毎週のドライブで大いに活躍してくれそうだ。

「くるままていらいふ カーオーナーミーティングin芝公園」のレポートはコチラ

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