RSWがRZ34型フェアレディZ向けに、純正同然のフィッティングを追求したカーボン外装・内装パーツとアルカンターラ張り替えを展開
本物のカーボンで愛車を仕立てたいなら、まず注目したいのがRSWだ。ユーノスロードスター専門店として出発し、Z33の時代から日産「フェアレディZ」のカーボンパーツを作り続けてきた。そのRSWが現行のRZ34型に向けて放つのは、外装カーボン、内装カーボンパネル、そしてアルカンターラ張り替えという3本柱である。開発の軸にあるのは“自分たちが乗りたいカッコいいクルマ”というシンプルな想いだ。
ユーノスロードスター専門店から始まったRSWがフェアレディZのカーボンで築いた信頼
RSWの強みは、積み重ねてきた年月そのものにある。もとはユーノスロードスターの専門ショップとして出発した。その後、Z33の発売と同時に内装系カーボンパネルなどの開発・販売を手がけ、フェアレディZのカーボンパーツで実績を重ねてきた。フェアレディZのカーボン系パーツに関しては、長年の蓄積が信頼の高さを裏づけている。
RSWが掲げる開発コンセプトは2つある。ひとつは“ベースとなる車両の素材の良さを引き出すこと”。もうひとつは“自分たちが乗りたいカッコいいクルマであること”だ。至ってシンプルでありながら、モノづくりの根っこにある大切な想いが込められている。
RSWのRZ34用カーボンパーツはCADと3Dプリンターで純正並みのフィッティングを実現
RZ34用のオリジナルパーツは、外装カーボン、内装カーボンパネル、そしてインテリアを豪華に彩るアルカンターラ張り替えで構成される。カーボンパーツはCADや3Dプリンターを駆使し、完全なフィッティングを目指して開発されている。仕上がりは純正パーツと思わせるほどの完成度だ。

装着の気軽さも見逃せない。車高を下げても走行に支障が出ないデザインとサイズを採用している。ローダウン派も気負いなく選べる点が、日常使いのオーナーにはうれしい配慮だ。フロントアンダースポイラーは純正バンパー用とカスタマイズドバンパー用の2系統をそろえる。素材は綾織カーボン(クリアゲルコートまたはクリアコート仕上げ)とFRP(黒ゲルコート仕上げ)から選べる。カスタマイズドバンパー用にはセンターフラップも用意され、取り外しが自由なため気分に応じてフロントまわりの表情を変えられる。カーボンサイドスポイラーガーニッシュやカーボンセンターピラーパネルもラインアップし、ポイントごとの装着でスポーティさが増す。
RZ34用カーボンボンネットはストリートとサーキットの2スペック計6パターンから選択可能
ボンネットの選択肢の豊富さが、RSWのこだわりを物語る。カーボンボンネットはストリートスペックとサーキットスペックの2種類を用意する。さらに仕様違いを3パターンずつそろえ、全6パターンから選べる構成だ。価格はストリートスペックのハイブリッドLタイプが29万7000円から、フルカーボンで52万8000円。サーキットスペックはハイブリッドLタイプの35万2000円から、フルカーボンで62万7000円となる。
2つのスペックは雨対策の考え方で性格が分かれる。ストリートスペックはエアスクープをデザインしつつも裏側を塞いでいる。そのためエンジンルームへの雨の侵入がない。一方でサーキットスペックは放熱効果を高めるエアスクープ仕様とし、通常走行での雨の侵入を防ぐ裏カバーを備える。排熱ダクトやアルミネットの装着といったオプションも細かく設定されている。
RSWのRZ34用インテリアはカーボンパネルとアルカンターラ張り替えで質感を高める
室内の仕立て直しも充実している。ACコントロールパネルやシフトパネル、カップホルダーパネル、センターコンソールBOXパネル、メーターフードパネルなど、内装カーボンパネルは多岐にわたる。カラーは平織カーボン、綾織カーボン、シルバーカーボンから選べる。エアロがブラックカーボンのみなのに対し、パネル類は色調の幅で個性を出せる。
さらにアルカンターラ張り替えを組み合わせると、フェアレディZをよりハイグレードな1台へと引き上げられる。ダッシュボードフィニッシャーやニーパッド、センターコンソール、シフトブーツ、メーターフード、ドアライニング、Aピラーなどが対象だ。カーボンインテリアパネルとの融合により、スペシャリティな空間へと仕上がる。リアウイングは土台から交換するタイプ・タイプSを設定し、ウイング位置の高さを変えたタイプ2の開発も進む。
RSWの製品づくりは、流行を追うよりも自分たちが手にしたい形を突き詰める姿勢に貫かれている。ロードスター専門店で培った職人気質が、フェアレディZという舞台で純正並みのフィッティングという説得力に結実した。素材の良さを引き出すという原点を守りながら、RZ34というクルマの魅力を一段深く味わわせてくれる存在なのだ。













































