推定年俸66億円のF1ドライバー
話をワークスドライバーに戻すとチームの財政状況やランク、またドライバーの実績にもよるが、ワークスドライバーたちの契約金は高く、トップチームに所属するチャンピオン経験者の年棒は破格のプライスで、メルセデスAMGのエースとして2020年のF1で活躍するルイス・ハミルトンの推定年俸は6000万ドル、約66億円と言われている。
WRCはF1より金額が下がるものの、それでもトップドライバーにもなれば10億円前後と言われており、スーパーGTのGT500クラスのワークスドライバーでもメーカーにもよるが、高級車をラクに変えるだけの契約金をもらっているようだ。
このようにトップレベルのワークスドライバーは高収入が望めるが、その一方で、リザルトを残さなければ翌年は解雇や減収……というシビアな世界でもある。実力が全ての厳しい立場だからこそ、ワークスドライバーは憧れの存在となっているのである。