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真のモテ男こそオープンカーで勝負をしていた! ツウには人気だった隠れデートカー5選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 日産/VW/三菱自動車/Auto Messe Web編集部

三菱エクリプス・スパイダー

 日米合作と言える青い目の国産コンバーチブルが、1994年に華々しくデビューした三菱のスペシャルティカー、エクリプスに追加された4座のエクリプス・スパイダー。幌は電動で、約10秒で開閉する。ボディカラーはレッドとブラックの2色しかなく、限定750台ではあったものの、国産車で左ハンドル(!!)という希少価値(と安心感)が当時の若者、デートの達人にウケまくったのである。三菱エクリプス・スパイダー

VWゴルフ カブリオ(初代)

 最後に紹介するのは、輸入車。初代VWゴルフからあった、1980年に登場したゴルフカブリオレである。1980年代のオシャレな男女にとって最高のアクセサリー!? ともなったゴルフのオープンモデル。ゴルフとしては高価だったから、お嬢さん、お坊ちゃま御用達デートカーでもあったのだ。VWゴルフ カブリオ

 当時、筆者は青山の大学に通う、なんと表参道在住の女子と知り合いで、その子の愛車がホワイトのゴルフカブリオレだった。筆者の愛車はマンハッタンカラーのフェアレディZ 280ZX Tバールーフ(一応、セミオープンモデル)だったのだが、彼女といっしょにゴルフカブリオレで青山、表参道、六本木を流すのが最高の楽しみ、青春だったことを今でも忘れない。VWゴルフ カブリオ

 そしてそのゴルフカブリオレは、あのカルマンが幌の制作を担当した初代ゴルフベースではあるものの、ゴルフIIIカブリオが出てくるまで、クラシックゴルフとして販売されていたロングセラーモデルでもある。1992年に最終限定車として発売されたクラシックラインは同モデル初のメタリックカラーのボディのみで、本革シートなどが奢られるなど、初代ゴルフの最後を飾るのに相応しすぎるレアなモデルであった。今でも中古車の流通量は少なくない……。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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