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VW「ゴルフGTI」最高! プロドライバーが保証する、段違いのホットハッチの「走り」と「熱量」と「楽しさ」とは?

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TEXT: 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)  PHOTO: 神村 聖

いつでもヤンチャ、熱くて楽しい「GTI」

 ゴルフRにはドライビングモードに過激な「レース」モードがある。4輪駆動ゆえの特権で、後輪の駆動トルクを増やすことでテールスライド気味の特性が得られる。FFのGTIには望むべくもない設定だが、GTIこそ過激なパワー制御の「レース」モードがあってもいいように感じたほどだ。

 Rにはそんな荒々しさはない。さすがに加速性能ではGTIに勝るものの、激しさは抑えられている。その分GTIの方がヤンチャでじゃじゃ馬。楽しいのである。

 組み合わされるトランスミッションは7速DSGだから、一切のレスポンス遅れはなく、瞬殺でシフトアップが繰り返される。ツインクラッチらしい電光石火で変速には乱れがなく、激しくはないが、加速はとにかく荒々しいのだ。

 そもそもエクステリアの印象も過激である。フロントの、左右を貫く赤いピンストライプはホットハッチの証だし、ハニカムデザインのインテークや、左右それぞれ5つに分けられたフォグランプも速さの印だ。メーター類もハニカム柄にデザインされており、過激さはコクピットからも味わえる。

 ホットハッチの代名詞として君臨してきたゴルフGTIは、いまだにゴルフ史上もっとも熱いゴルフであり、その座を譲る気配はなさそうだ。

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  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 木下隆之(KINOSHITA Takayuki)
  • 1960年5月5日生まれ。明治学院大学経済学部卒業。体育会自動車部主将。日本学生チャンピオン。出版社編集部勤務後にレーシングドライバー、シャーナリストに転身。日産、トヨタ、三菱のメーカー契約。全日本、欧州のレースでシリーズチャンピオンを獲得。スーパー耐久史上最多勝利数記録を更新中。伝統的なニュルブルクリンク24時間レースには日本人最多出場、最速タイム、最高位を保持。2018年はブランパンGTアジアシリーズに参戦。シリーズチャンピオン獲得。レクサスブランドアドバイザー。現在はトーヨータイヤのアンバサダーに就任。レース活動と並行して、積極的にマスコミへの出演、執筆活動をこなす。テレビ出演の他、自動車雑誌および一般男性誌に多数執筆。数誌に連載レギュラーページを持つ。日本カーオブザイヤー選考委員。日本モータージャーナリスト協会所属。日本ボートオブザイヤー選考委員。
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