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トヨタ「エスティマ」を20センチリフトアップ! きっかけは自宅前の坂道でスポイラーを擦ってしまうことでした

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

SNSでつながった仲間にインスパイアされて

 オフロードスタイルの要である車高が決まれば、あとはより雰囲気を高めるための演出ということになる。NOBさんはエスティマのワイルド化を進めるために、以前から考えていたフロントバンパーのカットを決行。それだけではワイルドなイメージが出せないので、ノーズブラを追加し、自作でパイプバンパーを製作、そこにロックライト、アンダーライトをマウントさせた。

 また、サイドステップは取り外してレス化。リアについてはスポイラーにデューリーマーカーをセットして、リアバンパーはフロントと同じくカット、むき出しになったパネルをステッカーボムで処理する遊び心を取り入れた。

 最初は自宅前の坂道をスムーズに登れるようにするためだけのリフトアップだった。しかし、ネット検索したことで刺激を受け、たった1年でこんなにも凄いプレオーバーランダーな1台へと進化。今では、見た目だけでなく、実際にオフロードコースに行って、悪路を走って遊べる仕様になっているとのこと。

 車両を製作する上での細かな仕様変更に関する知恵は、すべてSNSで繋がっているアップスタイル仲間達が、良きアドバイスをくれたお陰と話すNOBさん。

 今やネットで検索すれば、たいていの知りたいことは解決する便利な時代。こうした状況をNOBさんはどのように捉えているのだろうか。

「仲間達の手助けによって大満足の1台に仕上がりましたが、その仲間達のクルマも日々進化しています。それを見せられると、次から次へとやりたいと事が増えてしまって止まりません」

 果たしてこれから先、このエスティマはどんな進化を遂げるのだろうか。果てしないカスタム道は底なしで続きそうだ。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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