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全身に彫りの入った金ピカ日産「R35 GT-R」がグランプリ! スーパーカーも盛り上がった2016年の大阪オートメッセを振り返ります【OAM 2023】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 大阪オートメッセ/AMW編集部

「第26回大阪オートメッセ2023」は2023年2月10日~12日に開催

 1997年に始まり2023年で26回目を迎える「大阪オートメッセ」は、西日本で最大級の自動車イベントとしてバツグンの知名度を誇る。今年の開催が2月10日(金)~12日(日)と間近に迫っているということで、2016年の模様を人気車両コンテストを中心に振り返ってみたい。

日本の職人技を世界にアピールしたR35 GT-R

 2016年の人気車両コンテストでグランプリを獲得したKUHL RACING JAPANの「KUHL JAPANプロジェクト R35 GT-R」は、見た目のインパクトも絶大だがカスタムに対する想いや高い技術の数々も1位に相応しい車両。日本の職人が磨き上げてきた技を世界へアピールするため、完成後の販売を前提にベースは左ハンドルを使用していた。

 最大のセールスポイントである外装は自社のエアロパーツをまとい、ボディ全体にはすべて手彫りのエングレービングを施してから、メタルシルバーにゴールドを重ね塗りすることで作り上げた。まるで美術品のような精緻さはブースを訪れたギャラリーの目を奪い、海外にも「メイド・イン・ジャパン」の底力を見せ付けるため、その後は海を越えドバイやアメリカのショーにも出展したという。

 またエクステリアに負けずエンジンもオリジナルのタービンキットを組み、ハイパワーとストリートでの扱いやすさを両立する800ps仕様となっている。なおKUHL RACING JAPANは前年に続く優勝となり、大阪オートメッセの長い歴史に輝かしい足跡を残した。

貴重なスーパーカーやコンセプトカーにも注目

 そして2位には実物を目にすることも稀な約1億円のスーパーカー、S&COMPANYの「マクラーレンP1 エスカン3号車」が堂々の入賞。そしてアメリカのレトロなバンを想起させる外装とカラーリングを施した、フレックスの「FLEX CUSTOM ハイエースアメリカンクラシック」が3位となった。

 ほかに注目すべき車両は「次期スープラでは?」とウワサされていた、TOYOTA GAZOO Racingの「TOYOTA FT-1」だろう。コンパクトなボディの後輪駆動車として同時に出展された「TOYOTA S-FR」と併せて、スポーツカー復権を心待ちにするファンの気持ちを大いにワクワクさせてくれた。

* * *

 煌びやかなチューニングカーからスーパーカー、コンセプトカーまでが集結する大阪オートメッセは、クルマ好きなら決して見逃したくないイベント。2月10~12日はインテックス大阪に足を運び、自動車カスタムのトレンドと未来を肌で感じてみよう!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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