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80年代「環状族」をリスペクトした「シビック」はビス止めアートスタイルが斬新!「もう二度とやりません」

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

エアブラシで描いたビス止めは数百個

室内はアンダーコートまで剥がして徹底的に軽量化し、ボディ剛性を高める効果と安全面を考えてロールゲージが組まれている。また、純正タンクを廃止し、トランクにはレース用の安全タンクを搭載。

エンジンはB16のパワーユニットからインテグラに搭載されていたB18Cに載せ替え。トランスミッションは純正5速MTながらもファイナルギアは4.7に変更。これによってエンジン回転の上昇が速く、小気味よいシフトアップが楽しめる作りになっている。

ボディリメイクについては、戦闘機をイメージしてエアブラシを使ってビスを数百個描いてある。ひとつのビスを描ききるために4回も塗り重ねたため、とても苦労したそうだ。オーナーにもう一度やりたいかと聞くと、「もう二度とやりたくない」とのこと。精神的にもキツイ作業だったという。

現在、マフラーがドレスアップスタイルなので、今後は直管の1本出しストレートにするとのことだった。

* * *

新型シビックが登場し話題になっているが、やはり昭和世代にとってのシビックといえば2BOX 3ドアのEKまでのシビックだ。

単純に速さだけなら、現代の最新モデルにはかなわないだろう。だが、この時代のシビックには操る楽しさがあり、運転手の技量次第で格上のマシンをカモるポテンシャルも持っていた。それが80年代を駆け抜けたクルマの面白さだった。そうした80年代を懐かしく思い出させてくれた1台であった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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