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親子3人で行くアウトドアならコンパクトカーでも大丈夫! プロ推薦は「ルーミー/トール」「ソリオ/デリカD:2」です

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 三菱自動車/AMW編集部

子どもが小さいならスーパーハイト系軽自動車も!

まだ子どもが小さいから、そこまでの大きさのクルマは不要……というなら、ボックス型で両側スライドドアを備えた軽自動車、そう、スーパーハイト系軽自動車がある。それも、アウトドアやキャンプシーンに似合いすぎるクロスオーバーモデルのスズキ「スペーシア ギア」、「デリカミニ」の登場で生産終了となった三菱「eKクロススペース」はどうだろう。

さすがに後席使用時のラゲッジスペースの奥行は最小限だが(スペーシア ギア310mm、eKクロススペース290mm)、後席を前方にスライドさせることで奥行は最大でスペーシア ギアが525mm、eKクロススペースに至っては660mmまで拡大する。

3名乗車ということで5:5分割の後席片側を倒しておけば、奥行方向に拡大したラゲッジスペースのフロア奥行はスペーシア ギアで1270mm、eKクロススペースも1070mm~になるから、キャンプの荷物の積載性もばっちりなはずである。

* * *

とはいえ、1台のクルマを長く乗るのがわが家流、子どもの成長を見込んで、もう少し大きくて後席に余裕のある、アウトドアやキャンプに向くクルマを買っておきたい……のであれば、両側スライドドアを備えたコンパクトミニバンの2列シート版であるホンダ「フリード+」、トヨタ「シエンタ」の2列シートがお薦めである。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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