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ケータハム「セブン」? いえいえ「タイガー6」です! DIYでグサグサ状態からレストアした仕上がりをご覧ください

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循

タイガーならではのこだわりが随所にみられる

このタイガー6は1994年式で、エンジンはケータハムなどにも採用されている英国フォードの225E、通称ケント・ユニットと呼ばれるお馴染みの4気筒OHVだが、排気量はケータハムの1600cc/1700ccではなく1650cc。サスペンションの形式などもタイガー6独自のもので、大きく張り出したリアフェンダーの形状によって3ナンバー・サイズとなっている。また、ケータハムなどと異なりエンジン・カウルなどもアルミではなくFRP製なのは、かつての「ウェストフィールド7」などにも通じる作りだ。

彼女さんもレストアを手伝ってくれた

「タイガーレーシングは家族経営の小さな会社なので、レストアにあたってのパーツ手配などはきめ細かく対応してもらえました。ちなみにレストアする際は、助手席に乗ってきた彼女が内装を手がけてくれたのですよ」

と語る佐久間さん。イベント当日は時おり風雨が強まるあいにくの曇り空だったが、そんな悪天候下で旧車オープンカーの助手席に座ってくれる女性というだけで貴重。それどころかレストア作業にも参加していたとは。仲良くイベントに参加するそんな佐久間さんペアとタイガー6の取り合わせは、まさに本場のバックヤードビルダーのライフスタイルを思わせる、羨ましくも微笑ましいものであった。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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