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わずか6馬力アップで激変した印象! ダイレクトイグニッション化はチューニング効果バツグンのアイテムです

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 西川昇吾

パンチ力のある力強い走りに大満足

実際に運転してみると、以前よりも低回転でのトルク感が増している印象です。とくにデータ上でもトルクの上がり幅が大きな3500rpm付近でのパンチ力はより強力になっている感触があります。また、以前よりも低回転域でのトルク感があるので、街乗りもさらにしやすくなった印象です。

より効果を体感できたのは、高速道路などを高いギアで巡行しているときです。高速道路への合流や追い越し車線での加速は、これまで6速から5速へシフトダウンしようか悩むシチュエーションがありました。高速道路での巡行速度では基本的に3000~3500rpmあたりですが、この回転域でのトルクが増したことにより、6速トップギアでもシフトダウンせず、アクセルを踏み込むだけで満足のいく加速感を味わいながらスッと前に出てくれます。

そして高回転域。データ上は6000rpmオーバーのトップエンドに近い回転域で6.7psほどパワーアップしているので、以前よりも回して楽しい感触に仕上がっています。これまで上の回転域ではただ回ってるだけ感が強かったですが、高回転域でもしっかりとパワーとトルクが付いてきている感触です。

さりげなく街乗りを乗りやすく、そして回して楽しいエンジンにさせてくれるダイレクトイグニッション化。マイカーに装着してみて、その効果をあらためて実感しました。プラグコード方式のユーザーにはオススメのアイテムです。

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