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【いまなら3桁万円!】マセラティは「ボーラ」派?「メラク」派? リアスタイルのカッコよさで70年代キッズのハートを掴んだ「メラク」とは【スーパーカー列伝18】

【いまなら3桁万円!】マセラティは「ボーラ」派?「メラク」派? リアスタイルのカッコよさで70年代キッズのハートを掴んだ「メラク」とは【スーパーカー列伝18】

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: Courtesy of RM Sotheby's

いまメラクを狙うなら維持の心配が少ない後期型がオススメ

メラクは1983年まで造られたが、総生産台数が1830台だったといわれており、530台前後がラインオフした兄貴分のボーラより商業的にも成功したのであった。

販売面でボーラを凌駕したメラクはいまでも人気モデルとなっており、2020年6月にドイツでRMサザビーズが開催した「THE PETITJEAN COLLECTION」オークションでは1978年式メラクSSが3万3000ユーロ(当時レートで邦貨換算約400万円)で落札された。オリジナルエンジンを搭載しているが、アメリカ仕様とのことなので、リーズナブルと思えるこの価格での落札となったのだろう。


1975年にシトロエンSMが生産終了となったことでメラク・シリーズはシトロエンとの部品共用をやめ、一般的なサーボを持つブレーキとなっている。この1978年モデルのメラクSSは油圧式のブレーキシステムなどに悩まされることがなく維持しやすいのであった。買った人のセンスのよさに拍手を送りたいと思う。

■「スーパーカー列伝」連載記事一覧はこちら

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
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  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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