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3台目のケンメリ「スカイライン」は3基目のエンジン搭載! 20年以上愛し続けるオーナーに直撃しました

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

栃木の趣味車集会「Free Motor Meeting」に現れたケンメリスカイライン

2023年6月25日(日)に栃木県立日光霧降アイスアリーナを会場として開催されたイベント「Free Motor Meeting(フリーモーターミーティング)」は、栃木県内を中心とするクルマ好きが集まる社交の場だ。そこに1975年式の日産「スカイライン2000GT」に乗ってきたのは、これが自身にとって3台目のケンメリだという熱心なオーナー。さっそく話を伺った。

ケンメリのサーフィンラインに惚れて3台乗り継ぎ

「ラッキーなことに車載のクーラーを装備していて、これ、買ったときには動いていたんですよ。でも友人が整備してくれたときにコンプレッサーのベルトが邪魔だから……と外してしまい、残念ながら動かなくなりました。それ以来、そのままになっております。エアコンの装着計画もありましたが、他に直すべきところがたくさんあって、立ち消えになっています」

そのように話してくれた“メリ太郎”さんは現在46歳。とにかく、ケンメリのサーフィンラインが好きなのだという。

「23歳のときに1台目のケンメリを買いました。6年乗って、各部がダメになったので手放し、すぐさま2台目を購入。でも、これも半年でダメになってしまい、トヨタ コロナ2000GTに乗ってみました。コロナは2~3年愛用したので、少し間があいて、友人が雑誌で見つけてくれた現在のケンメリに2009年から乗っています」

子どもの頃から好きだったケンメリをパートナーに、趣味性が高いカーライフをこれからも謳歌していくそうだ。

現在の愛車はこれで3基目のエンジン

「足グルマとしてダイハツのビーゴを愛用しているので、ケンメリは週末に乗り、ドライブを楽しんだりしています。以前、首都高を走っているときに飛び石でフロントガラスが割れたりしましたね。これも、いまとなっては思い出深いエピソードです。今後、マフラーを交換したいなぁ~」

順調に走っているようなので、3台目はトラブルフリーなのかと思ったら、そうではなかった。なんと、現在ケンメリのフロントに載っているエンジンは3基目だというのだ。1基目は修理で預けたクルマ屋でボルトを抜くことができず、別のスペシャルショップで抜いてもらったものの、トラブルの克服が不可能だったのでジ・エンド。2基目は友人が譲ってくれたエンジンで、何年か乗ったらエンジンの内部でピストンがバラバラになってしまい終結。3基目がいま使っているエンジンで、これはカークラブの会長が譲ってくれたモノとのことだった。

* * *

Free Motor Meetingには友人に誘われて7年ぐらい前から参加しているらしく、今後もスタッフのひとりとして尽力していくそうなので、メリ太郎さんとケンメリの今後をときどき栃木に赴いて見守ることにしたい。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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