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23歳、初めての愛車は「サニトラ」でした。Z31「フェアレディZ」乗りの父の影響を受け、いま欲しいクルマは「240Z」!

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

10歳の頃からクルマイベントに参加していたベテラン(?)の23歳

「Free Motor Meeting(フリーモーターミーティング、以下FMM)」は、栃木県内を中心とするクルマ好きが集まる社交の場だ。2010年の第1回からすでに13年となる老舗イベントであり、2023年6月25日(日)に栃木県立日光霧降アイスアリーナを会場として開催されたFMMに1994年式の日産「サニートラック」で駆けつけた福田祥大さんは、小学4年生の頃からお父さんと一緒にFMMに参加していたというベテランのエントラントだ。

フルノーマルのサニートラックを値上がり前にゲット

「父が愛用している1986年式のZ31型日産フェアレディZの助手席に乗って、FMMに初めて参加したのは9歳とか10歳のときでした。いま23歳で、父は50歳になりました。現在も福田家にあるZ31型は北米仕様で、ターボエンジンの3Lモデルで、ホワイトのボディにイエローのラインが入っています」

お父さんがスポーツカーに乗っている場合、息子もそっち方面に進むケースが多いが、祥大さんはスポーツカーも選択肢のひとつにしつつ、サニトラをチョイスした。

「とにかくキャブ車が欲しかったんですよ。スポーツカーと迷いましたが、見た目のかわいさとキャブの吸気音とマフラーが奏でる排気音に惹かれて、サニトラにしました。フルノーマル車が欲しくて4カ月ほど探し、2019年に買いましたが、値上がりする前のギリギリのタイミングで購入することができました」

いつかはサニトラをキャンピングカーに?

祥大さんのサニトラは後期型で、本来は角目の2灯式ヘッドライトだが、それを丸目ヘッドライトの中期型グリルに変更している。ボディカラーは、もとからベージュにオールペイントされていたそうだ。購入時のホイールはブラックに塗装された鉄チンで、メッキリムが付いていてキャルルックっぽい雰囲気だったのだという。このブラック鉄チンはスタッドレスタイヤと組み合わせ、冬に活躍しているそうだ。現在装着しているのは、お下がりのワタナベで、これにナンカンのスポーツタイヤであるNS-2Rをセットしている。

「サニトラは、前から見たときの丸いヘッドライトと真横から見たときのまっすぐ伸びたプレスラインが好きです。学生時代は通学車として学校に一緒に行っていたので、毎日の友というか相棒になりましたね。ここ最近はキャンプに行くので、いずれサニトラのキャンピングカーを造ってみたいです」

仕事も遊びもサニトラで! と話してくれた祥大さんによると、今後オレンジ色で左ハンドルの「240Z」が欲しいとのことだったので、スポーツカーを手に入れた瞬間にサニトラがキャンピングカーになるはずだ。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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