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昭和テイスト満載のダイハツ「ミラジーノ」は懐かしの「クレージュホイール」に「スペアナ」搭載! おじさん感涙モノの仕上がりでした

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔

懐かしのホイールが常にまっすぐ! アイデア満載のミラジーノ

2023年8月13日(日)に千葉県の幕張メッセで開催された「A-MESSE TOKYO」は、国内トップクラスのカスタムカー、ショーカーが集まるイベント。スタンス系から大がかりなボディモディファイ系、そしてラグジュアリー系など、あらゆるカスタム車両が多数集まった。今回は懐かしのアイテムを驚きのアイディアでカスタムした軽自動車を紹介する。

昭和おじさん感涙のクレージュホイール装着

A-MESSE TOKYOは全国から集まった2000台を超えるエントリー車両を事務局で厳選し、550台に絞ったうえでエントリーが許されるというハードルの高いイベント。スタンス系カスタムが多数を占めるが、チューニングカーや国産旧車、ラグジュアリー系など異なるジャンルのカスタムも会場である幕張メッセに集結した。エントリーする車両はいずれも非常にレベルが高く、見どころにあふれたクルマばかりだ。今回はそんな会場で発見した気になるエントリー車両をピックアップ。40代以上の人には感涙もののクレージュのホイールを装着したダイハツ「ミラジーノ」は、なんと車内にも懐かしのアイテムが満載の1台だった。

じつは激レアな3ドアモデルがベース

大きな車両に混ざって逆に目立っていた小柄な軽自動車は、2001年式のダイハツ ミラジーノの3ドア車がベース。ミラジーノは「ミラクラシック」の後継モデルとして1999年に登場した「ミラ」の派生モデルで、クロームメッキのバンパーやヘッドライトリムを装着したクラシカルなスタイルが魅力。じつは3ドアモデルは1年間しか製造されなかった、知る人ぞ知るレア車で、これに後付けのサンルーフを装着した開放的なスタイルとなっている。

オーナーのカワモトさんは、そんなミラジーノに懐かしのクレージュホイールを装着。クラシカルなスタイルに懐かしのアイテムをちりばめたカスタムを楽しんでいる。ちなみに小ぶりなミラーはミニ用を流用しているそうだ。

クレージュホイールには驚きのギミックが!

気になるクレージュホイールは、フランスのファッションデザイナー、アンドレ・クレージュの名を冠したホイールで、昭和の「ギャル車」に大人気のホイールだった。オリジナルは白いボディに文字部分が水色とピンクで塗り分けられているが、本体をクロームメッキ、文字部分を青と赤にアレンジしている。

しかし古いホイールなのに、ジャストサイズがよく手に入ったなと感心していると、「いや、じつはこれホイールキャップなんですよ」とカワモトさん。ホイールに手をかけるとグルっと回し始めたのだ。

じつはクレージュホイールのディスク面をカットしたうえで、沖縄のタクシーのようにベアリングと錘(おもり)を使って、走行中に回転しないホイールキャップに改造してあるのだ。走行中もつねに正対して見える「AC」のロゴ、かなりインパクトがありそうだ。

インテリアも懐かしアイテム満載

車内もまた見どころ満載。まずはレザーとRECAROロゴの生地で張り替えられたレカロLXに合わせて、ドアパネルやリアシートもコーディネイトした内装だ。これも昭和のカスタムカーの定番。

さらに助手席前のダッシュには富士通テンのBIYO(バイヨ)のスペアナ(スペクトラムアナライザ)をインストール。当時はロンサムカーボーイやこのバイヨ、シティコネクションといったブランドがこぞってスペアナやパワーインジケーターをリリースし、これをズラリ並べるのが「イケてる」セットアップだったのだ。ちなみにリアスピーカーも当時物のケンウッドで、ウインカーに連動してロゴがシーケンシャル点灯する懐かしのアイテム。とにかく隅々までカワモトさんのこだわりが詰まっているのだ。

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