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ランボルギーニをモチーフにしたホンダ「ジェイド」はワンオフだらけ! 脱帽級のスーパーカールックの仕上がりとは

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: 真壁敦史

ワンオフで製作したアグレッシブなエアロ

現在は生産を終了しているが、日本だけでなく中国でも販売されたグローバルカーの一面も持つホンダ「ジェイド」。ノーマルの状態でもスポーティな雰囲気が漂うスタイリングはさすがホンダといったところだが、さらなる高みを求めてアグレッシブな艶姿に仕上げたのが高島さんだ。以前は薄型のフラップスポイラーで純正の良さを生かした仕様だったが、フルリメイクでガラッとイメージを変更。アフターパーツが少ない車種なので、ワンオフでエアロを製作している。大きな開口部を持つフロントバンパー、整流効果が高そうなリアのディフューザーなど、随所に見られる走りを感じるディテールが強みだ。他と被らない自分だけのジェイドが完成した。

フロントバンパーはスーパーカーをイメージ

とくに見てほしいというフロントバンパーは、「NSX」やランボルギーニなどさまざまなスーパーカーのバンパーをモチーフとしてオンリーワンを追求。こだわったのはセンターの開口部で、奥行きを出すためにバンパー自体を前方に延長して立体感を出している。

そこにダミーのインタークーラーをセットして、スポーティなムードを盛り上げる。両サイドには空気の通りを考慮したダクトを設け、鋭いプレスラインを追加することで注目度をプラス。そしてリップ部分につり下げ風のフラップを追加したのもポイントだ。塗り分けで存在感を高める工夫も忘れない。

リアのエアロもバンパータイプかと思いきや、じつは下半分のみワンオフで製作したハーフタイプ。太めのフィンを3本設けたセンターのディフューザーは、奥行きをしっかり付けてリアリティを追求している。

またボトム部分にカナード風の立ち上がりを設け、両サイドの取り付け部をダクト風にアレンジするなど、細部までこだわった作り込みがされている。さらにビルトインタイプのマフラーもポイント。マフラーの形状に合わせて開口を専用設計とすることで、クオリティを高めた。テールエンドは86BRZ純正を流用している。

ホイールはカスタムペイントで個性を主張

ホイールは鍛造削り出しによるエッジの効いたデザインが特徴のフォージテック。数あるラインアップの中から、タービンのようなひねりを加えたエアロディッシュ風のデザインで魅せるFTD201をチョイスしている。

さらにオーナーの手でカラーカスタマイズを実施。リムはオールペンしたボディカラーと同じく、バニラベージュパールで塗装して統一感を向上させている。ちなみにこの色は日産デイズの純正色をベースに、パールの配合を変更したオリジナルとなる。ディスクはブラックに染めている。

ホンダ ジェイド

フェンダーは純正にも見えるが、叩き出してナチュラルにワイド化。エアロのデザインに合わせてアーチの形状をさり気なく変更して、トータルバランスに磨きをかけた。足まわりはTディメンドのエアサスを組み、リムで合わせたツライチを維持したまま颯爽と走る姿に男気を感じる。後部を大胆に立ち上げたワンオフのサイドフラップもインパクト満点だ。

ギャップを狙った内装のカラーコーデ

内装のカスタマイズにも気合いが入っている。できるところは徹底的に張り替えており、スーパーカーを意識した外装に合わせて高級なムードを注入。色使いはボディカラーに合わせたベージュとネイビー系のブルーを組み合わせ、あえて外装との差別化を図るためにポップな仕上がりとしている。また張り替えだけでなくペイントと植毛塗装も採用して、絶妙な質感の違いでも個性を主張している。

ラゲッジスペースはカロッツェリアとハーツで構築したオーディオメイクでアピールしていた。サウンドはもちろんのこと、ビジュアルも追求したインストールは見応えたっぷり。色使いも内装と合わせているからまとまりが良い。クルマ自体はほぼ完成型とのことだが、次はホイールとブレーキの変更を考えているそうだ。

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