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マツダ「アクセラ」のフェンダーとリムのクリアランスは限りなくゼロ! 高度なテクニック「アウトリップ」とは?

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TEXT: 岩田部屋  PHOTO: 真壁敦史

何も入る余地はないフェンダーとリムのクリアランス

この時代のマツダ特有の「魂動デザイン」が、モロに反映されている3代目「アクセラ」。5ドアハッチバックのアクセラスポーツは、流麗なプロポーションが海外でも高い評価を得ている。オーナーの鹿島さんは、たまたま近くの中古車店で販売されていたフルエアロのアクセラスポーツにひと目惚れして、5年前に購入した。当初はこれ以上手を加えるつもりはなかったそうだが、やる気に火が付いて外装をどんどんレベルアップ。エアサスで思いっきり落とした足元は、ホイールのリムがフェンダーに刺さるようなツライチセッティング、いわゆる「アウトリップ」という高度なテクニックでインパクトを見せつける。車高を自由に上げ下げできる、エアサスならではの芸当である。

理想のアウトリップを目指してフェンダーをアーチ上げ

アウトリップのキモとなる足まわりは、ここ数年で愛用者が一気に増えているエアメクストのエアサスを採用。鹿島さんの場合はXYZ製の車高調をベースに、エアバッグを組み込んでいる。本当は車高調でアウトリップを目指したかったそうだが、「レベルが高いクルマに勝てないと思ってエアサスにしました」とのこと。

コストパフォーマンスの高さ、メーカーの対応の良さが気に入っているとのこと。ただ純正フェンダーのままでは車高とのバランスが合わないため、リアフェンダーのみ2.5cmアーチ上げを実施。横から見たとき、前後揃ったアーチ高の美しさが光っている。

ホイールはレイズを代表する鍛造モデル、ボルクレーシング TE37V。サイズは18インチ、前後10.5Jで揃えている。TE37Vはリムの深さが取れるため、スポーツ志向だけでなくカスタマイズ好きにも人気を集めている。こちらはSNSを通じて入手した。その奥に見えるブレンボのブレーキは、R33「スカイラインGT-R」純正を流用している。

マツダ アクセラ

ブラケットをワンオフで製作して装着。カーブがかかったスリットローターは、レクサス「RC Fスポーツ」用を装着している。市販のブレーキキットよりもコストを抑えながら、制動力アップとビジュアルの強化を両立した。

マツダスピード×ケンスタイルのミックスエアロ

もともとケンスタイルのフルエアロが装着されていた状態で購入。そのままでもまとまりは良いが、その後フロントのエアロをマツダスピードに交換した。純正バンパーにピタッとフィットする薄型のアンダーフラップタイプとなり、さり気なくスポーティなムードを高めてくれる。しかも単なるフラットな形状ではなく、センターの下側を持ち上げ、中央に風の通りを考慮した空洞を設けているなど見どころが満載。メーカーが異なるサイドステップとの繋がりも違和感はない。

塗り分け処理が施されたケンスタイルのリアハーフは、アクセラスポーツに相応しいアグレッシブな雰囲気を与えてくれる。肉厚のオーバル型出口を採用した左右出しマフラーはフジツボ製だが、じつはガソリン用ではなく2.2Lのディーゼル用をチョイス。

取り付けるにあたり、中間パイプもディーゼル用に交換している。選んだ理由はサイレンサーがないため、サウンドに大きな変化を与えることができるから。もちろんそのままでは付かず、フランジに若干手を加えて装着しているのだ。

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