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ジャガー「Fタイプ」ついに終了!「XE」「XF」「XFスポーツブレイク」も年内で締め切り、全モデル電気自動車へ

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TEXT: iconic  PHOTO: ジャガー・ランドローバー・ジャパン

ジャガーは電気自動車(BEV)のラグジュアリーブランドに

2025年以降にすべての販売モデルをBEVとし、ピュアEVのラグジュアリーブランドへと生まれ変わることを公約しているジャガー。その一環として、2シータースポーツ「Fタイプ」を含む4モデルの生産終了を発表しました。

電動化戦略により2025年には全モデルをBEVへ

ジャガーは2シータースポーツのFタイプの国内受注を2023年11月21日、スポーツサルーンの「XE」とラグジュアリーなアッパーミドルサルーン&ステーションワゴンの「XF」と「XFスポーツブレイク」を2023年12月19日で締め切り、2024年モデルをもって生産終了すると発表した。

ジャガーは2021年2月に発表されたジャガー・ランドローバーの電動化に向けたReimagine(リイマジン)戦略に基づき、2025年以降にすべての販売モデルをBEVとし、ピュアEVのラグジュアリーブランドへと生まれ変わることを公約しており、今回の生産終了もその戦略の一環となる。

なお、ジャガー・ランドローバーによると、Reimagine戦略を継続させつつ次のステップとして、新たなアプローチとなる「House of Brands(ハウス・オブ・ブランズ)」を採用。これは「目の肥えたお客様のために、世界で最も望ましいモダンラグジュアリー・ブランドの誇り高き自動車メーカーになるべく、それぞれのブランド(レンジローバー/ディフェンダー/ディスカバリー/ジャガー)が独自の特徴を強化しながら、会社のビジョンの実現を加速する」というものだ。

このアプローチにより再構築された「モダンラグジュアリー・ブランド」ジャガーからは、そのモダンラグジュアリーを具現化したBEVの3モデルが登場するという。最初のモデルとなる4ドアGTは、2023年後半に発表される予定。

JEAと名付けられた新しいアーキテクチャーをベースに開発され、ジャガー史上最高の出力と最大700kmもの航続距離を備えるという。10万ポンド(約1830万円)を上回る価格設定とされ、2024年には一部市場で発売されることになっている。

Fタイプは内燃機関を搭載した最終モデルに

すでにフラグシップサルーンの「XJ」 は2019年に、国内では20台限定で販売された特別仕様車(XJR575 “V8” ファイナルエディション)を最後に販売終了している。今回の4モデルの生産終了により、現状での販売モデルはBEVの「Iペース」と、ハイブリッドモデルをラインナップしているSUVの「Eペース」と「Fペース」のみとなる。

なお、Fタイプは1948年に「XK120」で始まったジャガースポーツの歴史が75周年を迎えるアニバーサリーイヤーであり、「内燃機関を搭載した最終モデル」とうたわれる2024年モデル(2023年3月発表)を販売中。

2L直4ターボのクーペ(1043万円/消費税込、以下同)に加え、75周年を記念した「Fタイプ R75」(クーペ)と「Fタイプ 75」(クーペ/コンバーチブル)を設定。R75は最高出力575ps/最大トルク700Nmに、75は450ps/580Nmとなる5L V8スーパーチャージャーを搭載し、内外装をブラックパーツでまとめている。こちらの価格はFタイプ R75クーペが1790万円、Fタイプ 75クーペが1589万円、Fタイプ 75コンバーチブルは1833万円。

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