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ダイハツ「ミラTR-XXアバンツァート」は母が買ってくれたプラモデルがきっかけ! ネットで衝動買いして3年かけてレストアしました

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸

  • 1994年式の愛車とオーナーの森大典さん。森さんの愛車は4代目へ移行する前の、3代目最後期の部類に入る
  • 購入当初はボロボロだったとは想像できないほど、美しく仕上げられたボディ
  • 大分のメーカーJモード製アバンツァート専用リップスポイラーを装着
  • 森さんがこだわったスポイラー。これが装着されているターボ車に憧れていたそう
  • ほんのわずかに膨らませたリアフェンダー。この絶妙な作りこみが分かるだろうか
  • マフラーは好みでプチカチ上げタイプをセレクト
  • 外されていたオーディオ類を装着し、綺麗に掃除をした内装
  • 純正シートは汚れが酷かったが、それを綺麗に清掃して再利用している
  • オーディオは外され、配線が剥き出しになっていたというインパネまわり
  • ワーク製リーガルメッシュに、インパル製ホイールキャップを装着している
  • ダイハツ ミラTR-XXアバンツァートは、ミラとしては3代目。水冷直列3気筒SOHC12バルブICターボエンジン搭載で、64馬力を発生
  • 「ミラTR-XX」から「アバンツァート」の名称が追加されたのは1991年から

アルトワークスも舌を巻いたバブル生まれの最強軽カー

クルマ好きに育った大人は、幼少期の頃になんらかの原体験を持つ人々がほとんどだろう。「福岡キューマルミーティング」に参加していたダイハツ「ミラ TR-XXアバンツァート」のオーナー、森大典さんのきっかけは、なんと幼少期に発熱して寝込んでいた時に、母が買ってきてくれたプラモデル。まさか母親は、自分の息子が大人になって、本物を買い求める日が訪れるとは想像もしていなかっただろう。

ネットで見つけた憧れのクルマ。ボロさ加減に届いてビックリ

「子どもの頃からミラが大好きで、セカンドカーとして乗るためのアバンツァートをずっと探していたんです。そして、出会ったのがこのクルマ。3年前ぐらいに、ネットで中古車情報を検索して見つけました。見つけた瞬間に購入を即決したので、何県にあったお店なのかも覚えてないんですよね(笑)」

そう笑って話し始めてくれた森さんの、ミラ TR-XXアバンツァートの思い出は、幼少期に母からのプレゼントだった。発熱して寝込んでいた時に買ってきれたというそのクルマがTR-XX。作りながら「カッコイイクルマだなぁ!」と感じたその体験を忘れることができず、ずっと探し求めていたそうだ。

「地元が福岡なので、九州地方にある車両を何台か見て回ったことがあったのですが、どれも納得できる個体がなかったんです。その反動もあったんでしょうね。衝動的に買いましたね(笑)」

陸送を手配しいざ手元に届いた愛車を見て、歓喜が一転して落胆へと変わった。エンジンはオイルと水漏れ、内装は欠陥部品があり、配線は剥き出し。足まわりもガタガタで、ボディはサビが出ている状態。

「ネットで見た写真では、そんな状態だったとは分からず……とにかくボロボロでした」

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