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ダイハツ「ミラTR-XXアバンツァート」は母が買ってくれたプラモデルがきっかけ! ネットで衝動買いして3年かけてレストアしました

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸

自分の手で少しずつ復活の道へ

程度の悪さを嘆くばかりでは何も始まらない。森さんは一念発起して、DIYにてこのミラTR-XXアバンツァートを復活させると決意したのだ。

錆が出ているボディはさすがにプロの手に委ねたが、できることは自分で修理する。しかも、修理しながら自分好みのカスタムも敢行。念願叶って手に入れた愛車を、3年ほどの時間をかけて現状まで仕上げたのである。

「カスタムは足まわりが中心です。ローダウンするために、フロントにシュピーゲルの車高調、リアはワゴンR用を流用しました。ホイールがワークのリーガルメッシュで、センターキャップは僕の好みでインパルを装着しています。しかも、ボディの鈑金をするついでに、リアフェンダーを広げました」

森さんのこだわり修理&カスタムは、教えてもらわないと気付かないほど、繊細な内容が多いのが特徴だ。例えば、インパルのセンターキャップ。

「実は日産車が好きで、Y31グロリアがメインカーです。インパルへの憧れは強いです!」

というのが理由なのだが、ボロボロで色が剥がれていたのを、自らIMPULというロゴ部分も含めて、細かく塗り直している。

また、広げたリアフェンダーは、見ても分からないのでは? と思うレベルのさりげなさがお見事。これで例のワークリーガルメッシュ14インチを、前後6J、オフセットはプラス30という設定で、綺麗なツライチにまとめたのだ。

アバンツァートはセカンドカーとして楽しむ

冒頭でも説明したが、購入の理由は、セカンドカーとして乗りたかったから。メインカーは日産「グロリア」(Y31系)とし、さらに、当時人気だったハイソカー、トヨタ「チェイサー」(GX71系)と、アウトドア用としてトヨタ「ハイエース」(100系)も所有しているとのこと。

「全てお気に入りのクルマなので、どれもちゃんと乗っています」

クルマ好きだった子供が、将来大人になったらあるべき姿の見本が、ここにあった。幼少の頃に所有して遊んでいたミニカーやプラモデルが、時間の経過と共に実車になっただけ。森さんの話しを聞いていると、「クルマが好き」という自分の本心に対して、純粋に心が赴くままに生きているような羨ましさを感じた取材であった。

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