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バブル時代のホンダは面白い! 個性的すぎる80〜90年代の名車が集まった「ネオクラシックホンダファンミーティング」とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/ngasgraphix)

1980~1990年代のホンダには、夢がたくさん詰まっていた

この1980~1990年代のホンダは、市販車の技術革新と第2期F1参戦により、国産自動車メーカーの中でも、群を抜いていい意味で突っ走っていたイメージがある。市販車では、VTECエンジン。縦置き直列5気筒エンジン。世界初オールアルミニウムモノコックボディ。4輪操舵の4WSの採用など。

モータースポーツでは、1987年の鈴鹿サーキットF1初開催と、中嶋 悟の日本人初F1レギュラードライバーの実現。1988年からはマクラーレン・ホンダとして、アイルト・セナとアラン・プロストを擁し、16戦中15勝を挙げ、それ以降5年連続ダブルチャンピオン獲得など。昭和シェル石油のCM「セナ様」に代表されるように、日本国内での空前のF1ブームを巻き起こしたのも、ホンダの力によるものだった。

つまり、「ネオクラホンダファンミーティング2023」の対象車種は、ホンダが、熱狂的なクルマ好きだけではなく、興味の無い一般人も巻き込んで、クルマという文化を社会に定着させる新たなきっかけをたくさん作ってくれた。そんな時代のクルマが集まるミーティングだったのだ。

日常では滅多に見かけない希少車が集合!

エントリー車を観察すると、当時の人気車種で、希少だからこそ現存台数も多い「ビート」の参加が多いのは予想通り。一方、当時あれだけ売れていたのに、クラシック系のイベントでも見かける頻度が少ない「プレリュード」が、15台も集まったことにビックリ!

「NSX」や「S2000」といったユーザーはそれなりに参加するだろうとは予想していたが、「アコードインスパイア」と「インスパイア」が合わせて5台。「トゥデイ」も6台、そして「シティ」は5台と、ホンダというよりも日本を代表するスポーツカーのこの2車種と、あの時代に日常で街中をたくさん走り回っていた一般的な車種が、ほぼ同じくらい集まるのは、この「ネオクラシックホンダファンミーティング」くらいだろう。

他には、「アコード/アコードワゴン」、「イノーバ」、「インサイト」(初代)、「インテグラ」、「シビック」、「トルネオ」、「バモス」(2代目)、「レジェンド」、「ロゴ」、「CR-X」「CR-Xデルソル」、「S-MX」、「Z」(2代目)。さらには、特別レジェンド枠として「ステップバン」、「Z360」、「S800」も参加と、当時を懐かしむには充分な車種が、福岡県朝倉市にあるあまぎ水の文化村に集合したのだ。

ユーザー層も車種によっては20代の姿も見かけて、この「ネオクラシック」というジャンルが、少しずつ幅広い世代のクルマ好きに浸透しているという印象もあった。世代を超えてユーザーが交流している姿を見ると、実行員会が目的とする「情報交換の場」としての役目は充分果たしていることを実感。そして、ここからまた新たな交流が生まれ、そして次の参加者へと繋がっていくのだろう。

この「ネオクラシックホンダファンミーティング」は今後も継続開催予定とのこと。この記事をご覧になり、次回の参加に興味を示した皆さんは、公式アカウントにてご確認を!

【公式アカウント】

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