クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • バブル時代のホンダは面白い! 個性的すぎる80〜90年代の名車が集まった「ネオクラシックホンダファンミーティング」とは
CLASSIC
share:

バブル時代のホンダは面白い! 個性的すぎる80〜90年代の名車が集まった「ネオクラシックホンダファンミーティング」とは

投稿日:

TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/ngasgraphix)

  • 1980〜1990年代を代表するホンダ車と言えば、これを抜きには語れない! 「プレリュード」は2代目から5代目まで、15台が参加
  • こちらは4代目から5代目「プレリュード」が並ぶ。普段見る機会が少ないため、これだけ勢揃いする姿は圧巻だった
  • クルマイベントでは大人気の「ビート」。ノーマルからカスタム車と12台がエントリー
  • 市販車初のアルミモノコックフレームを採用して1990年にデビューしたのがこの「NSX」だった
  • FFのイメージが強いホンダが作った、国産FRスポーツカー「S2000」
  • ライトウェイトスポーツの代表格だった「CR-X」。「シビック」と共に、ホンダ=小型ハッチバックで速い車両のイメージを定着させたといえる
  • 軽自動車でも広い室内空間を確保しつつ、スラントノーズデザインのスポーティさが人気だった「トゥデイ」
  • ネオクラシックの対象年代ではないものの、ホンダの歴史には必要不可欠なこの3車種(左よりS800、Z360、ステップバン)がレジェンド枠で登場
  • 1990年代を代表するワゴンと言えば、この「アコードワゴン」(6代目)だろう。ワゴンなのにクーペスタイルで、左右が繋がるテールランプのデザインは、現代のデザインの流行から考えるといかに先見の明があったか実感する
  • 「アコード」(4代目)は、イギリスツーリングカー選手権(BTCC)に参戦していた歴史もあるため、こういったスポーティなスタイルも似合う車両だった
  • FFでミッドシップレイアウトを実現するために作られた縦置き直列5気筒エンジンが採用された「インスパイア」。これだけ綺麗な状態で現存する個体は貴重だ
  • 3代目「CR-Xデルソル」として1992年に登場。トランストップと呼ばれる電動オープントップが特徴
  • 本格的クロスカントリー車ではなく、乗用車ベースのクロスオーバーSUVの流行により、ホンダはこの「CR-V」を1995年に投入したのだった
  • 「シティ」の後継として1996年に登場した「ロゴ」。販売不振によりこのクラスは「フィット」へと継承されたため、現存車も少ないはず。しかも、ドレスアップされたこのような個体はとても珍しい
  • 通称グランドシビックと呼ばれる「シビック」(4代目EF系)は、走り屋系スタイルが全国的に大人気
  • こちらはエントリーではなく一般駐車場で見かけた「T360」。ネオクラというジャンルに捕らわれず、新旧ホンダファンがたくさん来場した
  • 2022年に続いて、2023年の第6回は、あまぎ水の文化村で開催された
  • 運営スタッフ3名も、当時のディーラーの整備服をイメージしたツナギを着用
  • 背面はご覧の通り。左からクリオ店、ベルノ店、プリモ店。ちなみに、クリオ店のイメージカラーは初期はグレーで、その後ブルーへと変更されている
  • 「シティ」のオーナーさん達は、積載してきたモトコンポでイベント中にプチツーリングを敢行
  • 出展社もホンダイメージの陳列でイベントを盛り上げた。こちらは「ジンギーズ」に並んでいた「モンキー」
  • アメリカで入手したという「アキュラ」名義の当時物パンフレットと、そのディーラーで販売されていた雪かき用スクレーパー
  • 「ジンギーズ」は、各種ミニカーでも様々なホンダ車で最前列を彩り、来場者の興味を掻き立てていた
  • 飲食ブースでは、福岡県岡垣町のご当地シュークリーム、岡垣シューで有名なNurburgringがケータリングカーで参加
  • 来場者投票にて最多得票でピープルズチョイス賞に選ばれた「トゥデイ」。ホワイトリボンタイヤが印象的
  • こちらはベルノ賞を獲得した「NSX」。左ハンドルなので、本物の「アキュラ・NSX」となる
  • 遠路はるばる神奈川から参加したこちらの「レジェンド」が、クリオ賞を獲得
  • そして、プリモ賞はこちらの「シティカブリオレ」に。「モトコンポ」も同色でカスタマイズ
  • プリモ賞の「シティカブリオレ」は、なんとご覧の通りのガルウィング仕様!!
  • 実車だけではなく、このようなミニチュア展示も含めて、「ネオクラホンダファンミーティング」を楽しんでいた
  • イベント終了後の搬出風景。NSX、レジェンド、そしてビートと、ここだけを見ると完全に90年代のカーミーティングの風景だ
  • 「ネオクラホンダファンミーティング」は、紅葉深まる11月3日に、あまぎ水の文化村にて開催された

バブル期のホンダが作った有名&希少車が集まった

今、「ネオクラシック」と呼ばれるクルマのジャンルが、少しずつ注目を集め始めています。対象とされる年代は、1980年代から1990年代前半の車両。今回は、そのネオクラ車でしかもホンダ限定のイベント、「ネオクラシックホンダファンミーティング」が、2023年11月3日(金)に福岡県朝倉市にあるあまぎ水の文化村で開催されるという情報をキャッチ。懐かしのホンダ車が拝めるはずだと、ワクワクしながら現地にお邪魔してきたその模様をお伝えします。

参加者と運営のホンダ愛が溢れるネオクラ系イベント

「ネオクラシックホンダファンミーティング」は、初年度の2018年から今回で6回目の開催を迎えた。「1980~1990年代のバブル時代のホンダ車を愛する人々の情報交換の場所で、かつ九州が盛り上がれるように」というのがイベントのテーマ。開催を重ねるごとに参加者と遠方からのエントリーが少しずつ増えているそうだ。

今回の参加台数は76台。参加者のほとんどが九州地方からだが、岐阜、愛媛、兵庫、岡山、島根、広島からも来場するなど、交流地域は拡大中。なお今回の遠方参加者は、フェリーを使って神奈川からやって来たユーザーもいたほどだった。

このイベントでは、興味深い試みが2つあった。ひとつは、車種別あるいはコンセプトにより展示位置が指定されていること。これにより、参加者同士の交流が生まれやすいだけではなく、一般来場者にとっても、当時どんな車両が販売されていたのか? それが今回、どれくらい参加しているのか、といった状況把握がとてもしやすいレイアウトだった。

そしてもう一つが、ベルノ賞、クリオ賞、プリモ賞という、当時の販売チャンネルごとに分けた賞が設定されていたことだ。賞そのものは、ピープルズチョイスと合わせて合計4種を用意。この賞が来場者投票で選別するのに対して、ベルノ、クリオ、プリモ各賞は実行委員会が選定する。

「クルマが個性になる」をテーマに、スポーティな車両やSUVを販売していたベルノ(イメージカラーは緑)。「クルマがゆとりになる」をテーマに、高級&上級セダンを販売していたクリオ(イメージカラーはグレーから青)。そして、「クルマが家族になる」をテーマに、小型車や軽自動車を販売していたプリモ(イメージカラーは赤)。現在はHonda Cars店として集約されてしまっているが、今は無きこの旧3チャンネルの販売テーマに合わせた賞は、運営実行委員会のホンダ愛を実感できる内容だった。

12

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS