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Z世代の若者が「おじいちゃんとの思い出」のためにホンダ「レジェンド」を買う! 祖父を乗せて箱根の宿にドライブ旅行

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

  • この年代特有の重厚感が溢れるリア回り
  • この美しいレジェンドで、横浜から自走参加。この日は、クリオ賞を獲得
  • バンパーには、CLIO AICHIのステッカーが残されている
  • 前期型エクスクルーシブ用を探し出し、愛車に装着
  • 天童木工製本木目パネルがエクスクルーシブの特徴のため、全て交換済み
  • オプション装備だったラックスマン製ツィーターも装着
  • 取材時の実走行距離は、5万5501キロ。初代オーナーが大切にしていたことが物語っている
  • シートも程度良好で、美しい状態が保たれている
  • V型6気筒、排気量3500ccのKA9型エンジン搭載。エンジンルーム内もとても綺麗だった
  • ホンダのエンブレムが光る
  • 元々が程度良好な個体だったが、ボディは自分で磨き上げ、常に美しい状態を保っている
  • ホンダ レジェンド ユーロと、オーナーの伊藤亮平さん
  • 3代目にも継承されていた横長のヘッドライトが、レジェンドのアイデンティティ

若者が自分よりも年上のレジェンドを愛する理由とは

2023年11月3日(金)、福岡県朝倉市にある「あまぎ水の文化村」で開催された「ネオクラシックホンダミーティング2023」。参加していた車両の中で、横浜ナンバーを付けたホンダ「レジェンド」を発見しました。美しく磨かれたボディからも溢れていた、ホンダの最上級車ならではの上品さ。純正スタイルのまま残された貴重な3代目「レジェンド」のオーナーは、なんとまだ20代前半の若者でした。

免許を返納した祖父が20年所有した愛車を再現

車両状態がとても美しく、来場者の注目を集めていた横浜ナンバーのレジェンド。オーナーの伊藤亮平さんは、2000年2月生まれの23歳(取材当時)であり、1997年生まれの愛車よりも3歳年下だった。

「祖父がこのレジェンドのエクスクルーシブというグレードに乗っていたんです。僕が生まれた頃にはすでに所有していました。僕の家に遊びに来たり、箱根に旅行に連れて行ってくれたりと、僕にとっては祖父とのたくさんの思い出が詰まったクルマだったんです」

現在87歳となったおじい様は、8年前に免許を返納したそう。人生最後のクルマはホンダ「グレイス」へと変わっていたが、約20年にも亘って所有し続けた「レジェンド」(3代目 KA9型)の前期型こそ、伊藤さんにとっての祖父の愛車だった。

「自分では運転ができないですけど、今度は僕がそのクルマを手に入れて、祖父を思い出の場所に連れて行ってあげたかったのです。そのために、この個体を探してきました」

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