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100万円で泥沼高級SUVライフ! ポルシェもベンツも十分狙えるオススメの中古輸入SUVをお教えします

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AMW/Porsche AG/ Mercedes-Benz/VOLVO

メルセデス・ベンツ Mクラス

ポルシェ カイエンやアウディQ7が出てきたところで、やっぱり紹介しないわけにはいかないのがメルセデス・ベンツのSUVだ。ただし超人気のGクラスは予算外。予算100万円前後であれば、2009〜2010年式のMクラスがある。台数的にはかなりレアで、探すのは大変かもしれないが、中古車検索サイトで数台がヒットする。それがML350 4マチックで、3.5L V6エンジンを積むモデルである。デザイン的には意外と古さを感じにくいのも中古車としての魅力のポイントだ。

ボルボ XC90

できればより年式の新しい高級輸入SUVが欲しいというなら、北欧のボルボXC90がある。ステーションワゴンのV90をベースにSUV化したモデルで、2列シートのほか3列シートを用意。年式的には2013年式まで予算的にねらうことが可能だ。駆動方式はAWDでエンジンは3.2L直6ターボで228ps、32.6kgmというスペック。最低地上高は220mmが確保されている。ドイツ勢とは世界観が異なるスカンジナビアデザインのインテリアの素晴らしさもまたXC90の大きな魅力となる。

このほかにもBMW X6やキャデラックのSRXあたりも紹介したかったのだが、なにせ予算100万円前後の中古車がほとんど見当たらないので、残念ながら、割愛させていただく。

最後にこれだけは伝えておきたいのが、100万円前後で手に入るかもしれないお得感ある高級輸入SUVだが、いずれも15年以上も前のクルマであり、年式、価格的に整備、保証はまず期待できず、走行距離も10万km越えがほとんどのため、購入後、経年劣化を含むトラブルの発生で苦慮することはおおいにありうる。

懇意にできる整備工場を(購入前に)確保できれば少しは安心だが、新車価格は1000万円級でもあり、整備費、パーツ価格もそれを基準とした金額になることを覚悟する必要がある。古いクルマながら快調に乗るために、できれば+100万円を万一のための費用として用意しておきたいところだ。また、信頼できる(評判のいい)お店から買うことも、今時の中古車購入の鉄則である。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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