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RE雨宮のGTマシンを再現したマツダ「RX−7」に込められた想いとは? 雨宮代表と作った1台は「一生大切に乗り続けます」

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

1995年に活躍したGTマシンに乗りたい

実は安東泰弘さんもこの年のレースを観戦し、その活躍を目の当たりにしてRE雨宮とセブンというクルマの魅力にハマってしまったひとり。そこから実際に車両を購入し、RE雨宮製のエアロを装着したマシンを製作し、チューニングも含めてショップに製作を依頼した。また、過去には通常販売されないRE雨宮のデモカーも特別に譲ってもらったこともあった。

そんな彼は、いつかはGTマシンを手に入れたいとずっと構想を練っていたという。それも、自分をセブン乗りへとして導いてくれた、1995年に活躍したGTマシンに乗りたいという願望だ。しかし、さすがにレースマシンを購入できるはずもないので、自ら製作することに決定。

幸い1995年当時のGTマシンは、ストリート用のエアロに若干モディファイを加えた仕様であった。ワイドボディ化が必要だったりと、似ているようで加工する箇所は多かったが、それでも何とか自分が衝撃を受けた憧れのマシンに近づけて作り込むことができたという。

エンジンについてはさすがに真似することが出来ないので、スクート製サイドポート仕様の13B型エンジンを搭載しているが、ボディについては当時の現車に限りなく近いことが自慢。その理由は、RE雨宮の雨宮代表からもアドバイスを受けながら作ったからに他ならない。

実際にレースで使った車両は既に存在していないなかでも、製作の段階では当時を思い出しつつ、雨宮代表もまた楽しみながら一緒にこのクルマを良き方向へと導いてくれたそうだ。

「自宅に行けば他にもセブンはたくさんあるけど、雨宮代表に色々と教わり作ったこのクルマは、自分にとって一番の宝物。だから一生大切に乗り続けます」

と、安東さんは最後に話してくれた。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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