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沖縄の美しい海と道をたどる「ジーロ・デッリゾラ沖縄」とは? 戦前車からスーパーカーまで31台が駆け抜けました!

沖縄の美しい海と道をたどる「ジーロ・デッリゾラ沖縄」とは? 戦前車からスーパーカーまで31台が駆け抜けました!

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)

  • 首都圏や東海・関西圏在住のエントラントは愛車を長距離フェリーで沖縄まで輸送
  • 首都圏や東海・関西圏在住のエントラントは愛車を長距離フェリーで沖縄まで輸送
  • 大会初日となる3月8日(金)は「宜野湾マリーナ」の特設会場からスタート
  • 大会初日となる3月8日(金)は「宜野湾マリーナ」の特設会場からスタート
  • イタリアの名門クラシックカーラリー「ジーロ・ディ・シチリア」の主催団体会長であるアントニーノ・アウチェッロ氏は、日本でレンタルしたアルファ ロメオ ジュリエッタ スパイダーに搭乗して正式エントリー
  • 1965年式トライアンフTR-4A
  • 1941年式キャデラック 60スペシャル フリートウッド
  • オーガナイザーの特別承認によるランボルギーニ ウラカン スパイダー
  • 1951年式ジャガーXK120
  • 宜野湾マリーナの特設会場からスタート
  • 海に面した海中道路ロードパークでのP.C.競技
  • 海に面した海中道路ロードパークでのP.C.競技
  • 海に面した海中道路ロードパークでのP.C.競技
  • 海に面した海中道路ロードパークでのP.C.競技
  • 海に面した海中道路ロードパークでのP.C.競技
  • ニライカナイ橋付近を走るエントリー車両
  • ニライカナイ橋付近を走るエントリー車両
  • 琉球ガラス村を訪問
  • 琉球ガラス村を訪問
  • 1日目のゴールである琉球ホテル&リゾート名城ビーチに到着
  • 2日目は平和祈念公園で公式ガイド付きツアーに参加
  • 2日目は平和祈念公園で公式ガイド付きツアーに参加
  • 2日目は平和祈念公園で公式ガイド付きツアーに参加
  • 2日目は平和祈念公園で公式ガイド付きツアーに参加
  • 在留米軍の嘉手納基地を訪れるなど、過去と現在の沖縄の現実を今いちど実感する機会が設けられていた
  • 在留米軍の嘉手納基地を訪れるなど、過去と現在の沖縄の現実を今いちど実感する機会が設けられていた
  • 在留米軍の嘉手納基地を訪れるなど、過去と現在の沖縄の現実を今いちど実感する機会が設けられていた
  • 在留米軍の嘉手納基地を訪れるなど、過去と現在の沖縄の現実を今いちど実感する機会が設けられていた
  • 2日目の夜には沖縄を代表する大人気観光スポット「美ら海水族館」の巨大水槽前でガラ・ディナーが開催された
  • 2日目の夜には沖縄を代表する大人気観光スポット「美ら海水族館」の巨大水槽前でガラ・ディナーが開催された
  • 2日目の夜には沖縄を代表する大人気観光スポット「美ら海水族館」の巨大水槽前でガラ・ディナーが開催された
  • 3日目は水族館に隣接する宿泊ホテルからスタート。本部近辺の「平和創造の森」公園へ
  • 3日目は水族館に隣接する宿泊ホテルからスタート。本部近辺の「平和創造の森」公園へ
  • 3日目は水族館に隣接する宿泊ホテルからスタート。本部近辺の「平和創造の森」公園へ
  • 3日目は水族館に隣接する宿泊ホテルからスタート。本部近辺の「平和創造の森」公園へ
  • 「平和創造の森」公園で最終P.C.競技が行われた
  • 「平和創造の森」公園で最終P.C.競技が行われた
  • 「平和創造の森」公園で最終P.C.競技が行われた
  • 「平和創造の森」公園で最終P.C.競技が行われた
  • 本部近辺でのエントラント隊列
  • 世界遺産「今帰仁城跡」を見学
  • 世界遺産「今帰仁城跡」を見学
  • 3日目のランチは古宇利島にて行われた
  • 古宇利島からゴールを目指す
  • 古宇利島からゴールを目指す
  • 古宇利島からゴールを目指す
  • 古宇利島からゴールを目指す
  • 宜野湾マリーナのゴールに到着
  • 大きなトラブルに見舞われることもなく、全エントリー車両とドライバー/コ・ドライバーたちが、満面の笑顔でゴールへと戻ってきた
  • 表彰式のステージ脇に並んだ入賞車両たち
  • 笑顔で表彰式が行われた
  • 大会初日となる3月8日(金)は「宜野湾マリーナ」の特設会場からスタート
  • 2日目にニライカナイ大橋を走るエントリー車たち
  • 初日は世界遺産「勝連城跡」を一望できる広場に、エントリー車両全車をずらりと並べてBBQランチを楽しんだ
  • イタリアの名門クラシックカーラリー「ジーロ・ディ・シチリア」の主催団体会長であるアントニーノ・アウチェッロ氏は、日本でレンタルしたアルファ ロメオ ジュリエッタ スパイダーに搭乗して正式エントリー

第2回目となる沖縄のクラシックカーラリーが開催

イタリアの生ける伝説的イベント「ミッレ・ミリア」に端を発する、レギュラリティ・ラン(タイムラリー)形式のクラシックカーラリーは、20世紀末から日本にも波及し、現在では国内の津々浦々で開催されています。観光イベントや、時には町興しイベントとしても人気を博すこれらのラリーでは、美しい景観の中を、それぞれの愛車であるクラシックカーとともに走るというのが最高の醍醐味となっていますが、なかでも「美ら島」沖縄を舞台として、こと美しさの面では国内随一とも言いたくなるイベントが存在します。その名は「ジーロ・デッリゾラ沖縄(Giro dell’Isola OKINAWA)」。2024年3月8~10日に、第2回目として開催された美しきクラシックカーラリーに完全密着してレポートします。

沖縄を島巡りするラリーに、日本国内およびイタリアから31台がエントリー

イベント名として掲げられた「Giro dell’Isola」とは、この種のラリーの本場、あるいは聖地とも言うべきイタリアの言葉で「島巡り」を意味するとのこと。

主催者である矢口可南子さんいわく、「沖縄の美しい海と豊かな自然、琉球王国の時代から独自の歴史・文化を育んできた沖縄の魅力を、クラシックカーラリーというかたちを通じて伝えたい」との熱意が込められているという。

その熱い想いはエントラント(参加者)たちにも少しずつ伝わっているようで、昨年の第1回のエントリー車両は14台とやや少なめだったものの、第2回となる今年は31台と2倍以上となった。この種のイベントで多くを占める、首都圏や東海・関西圏在住のエントラントにとっては少々遠方である沖縄を舞台とし、愛車を長距離フェリーで輸送するという手間を考慮すれば、なかなかの参加台数といえるだろう。

くわえて、エントリー車両のバラエティの豊富さや質の高さは特筆すべきもので、古くは1936年式のベントレー「4 1/2リッター」にはじまり、往年のモンテカルロ・ラリーを連想させるようなシトロエン「DS」軍団も参戦。また新しいところでは、フェラーリの「328GTS」やテスタロッサ。くわえて、オーガナイザーの特別承認によるランボルギーニ「ウラカン スパイダー」やモーガン「プラス6」など現代車の姿も見られた。

いっぽう、1941年式キャデラック「60スペシャル フリートウッド」や、昨年もエントリーしたシボレー「コルベット コンバーチブル」にダッジ「チャージャー」、あるいはシボレー「カマロ」にポンティアック「ファイアバード」など、沖縄にはとてもよく似合うアメリカンクラシックたちも大挙エントリーして、イベントを大いに盛り上げていた。

さらに今回は、昨年秋に姉妹イベントとなることが決定したイタリア・シチリアの名門クラシックカーラリー「ジーロ・ディ・シチリア(Giro di Sicilia)」から、その主催団体会長であるアントニーノ・アウチェッロ氏とその仲間たちもゲストとして正式エントリー。とくにアウチェッロ氏は、日本でレンタルしたアルファ ロメオ「ジュリエッタ スパイダー」に搭乗することになった。

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