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「モーガンクラブ」主催なのに、なぜ「ケンメリ」や「コルベット」たちの姿が…? 60台も集まった「ニューイヤーラリー」の敷居の低さには理由がありました

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

地域の魅力発見という副産物も!

ニューイヤーラリーは、過去には千葉県外まで足を伸ばしたこともあったそうだが、成田という拠点は35年変わらないままなので、毎度リピーターも飽きさせないコース作りはMCNの知恵の見せ所だ。

今年は成田空港周辺の整備されたコースを、指定速度(法定速度)で走行し、数カ所のチェックポイントを通りながら、約60kmを走行しゴールを目指す。

途中、社会福祉法人「まごころ」の事業所駐車場に設けたチェックポイントでは、自立就労を目指す利用者さんたちによる手作りのクッキーがエントラントに手渡され、エールを送るなど地域生活者との温かい触れ合いもあった。

また同チェックポイントでは、成田市長・小泉一成氏によるエントラントへの花束贈呈も行われた。成田市が単に玄関口というだけでなく、そこには飽きのこない魅力があるということを、ニューイヤーラリーが長年イベントを継続することで証明していることへの感謝の意も込められていて、こうした市内イベントを歓迎してくれているのだった。

ニューイヤーラリーをクラシックカー乗りの新年会的なイベントとして楽しむのもよし、これをきっかけにラリーを追求するのもよし。クルマを軸にした楽しみ方は、地域の魅力発見といった副産物も生み出すのである。

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