M’z SPEEDの最新デモカーはレクサスのラグジュアリーミニバン
「大阪オートメッセ(OAM)2025」開催が間近に迫りました。2月7日〜9日までインテックス大阪で開催されるOAMに出かける予定の方も多いでしょう。そこで、OAMに出展するM’z SPEEDの予習を兼ねて、東京オートサロンで展示されたレクサス「LM500h」のデモカーを紹介します。
純正でもゴージャスなクルマにさらなるドレスアップを施す
東京オートサロンの広い会場を歩いていて発見したのは、ボディキットからホイール、アクセサリーまで幅広い製品をリリースしているM’z SPEEDのブースだ。広いブースの中では数多くのコンプリートカーの展示はもちろん、同社のオリジナルホイールなどのパーツもディスプレイされていた。
数ある車両の中で、今回の東京オートサロンで初お披露目となった最新作がこのレクサス「LM500h」のコンプリートモデルだ。レクサス LMは純正でもクロームパーツを多用し、内外装ともに豪華な装備が特徴の車両だ。そんな車両をさらに豪華にするための、細かいながらこだわりのエアロパーツが追加されているのだ。まだこの東京オートサロンでデビューしたばかりという車両をさっそく見ていくことにしよう。
純正クロームを活かした繊細なデザインのエアロパーツ
特徴的なスピンドルシェイプのフロントグリルには、グリルトップにフロントガーニッシュを装着することで、ボンネットとの境界を強調。さらにグリル下部にはフロントスポイラーを装着しているが、純正のクロームトリムが隠れないように形状を工夫しているそうだ。
サイドステップも純正のクロームトリムが見えるよう、クローム部分にかぶせつつ、クロームトリム部分にスリットの入った形状となっている。
基本的にはリアアンダースポイラーも同様。クローム部分に被せることで純正のクロームも活かしたデザインとなっているのだ。あわせてリアゲートスポイラーをリアゲートのリアガラス直下に装着。こちらもドア下のクロームトリムを隠さないよう工夫されているのが特徴だ。
細かな造形を可能とする3Dプリンターによる成型技術
こうして高級感のあるLM500hをさらにドレスアップしたボディが完成したというわけだ。ちなみにここまで説明してきたように純正のクロームパーツを見せるための精密な加工をエアロパーツに施すことができるのには理由があった。これらパーツは、一般的なエアロパーツのようなFRPなどのように型を使った成型ではなく、3Dプリンターを使った精密成型となっているそうだ。
ドレスアップしたボディに装着されるホイールは、細身の20本スポークデザインが特徴の鍛造2ピースホイール、同社のFORGED DESIGN 666で、22×9J+34というサイズに245/35R22サイズのタイヤを装着。右側面にはポリッシュタイプを、左側面にはブラックタイプをそれぞれ装着。いずれもホワイトのボディによく似合っていた。
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東京オートサロンで見逃したという人に朗報。2025年2月7日〜9日に開催される大阪オートメッセにM’z SPEEDの出展が決定。西日本のM’z SPEEDファンだけでなくカスタムファン必見の最新作の現車をその目で見ることができるチャンスだ。いまなら前売りのチケットが好評発売中。