ボディカラーとデザインに惹かれて新車で購入
2024年10月12日に静岡県熱海市の長浜海浜公園 芝生広場で開催されたACJ熱海HISTORICA(ヒストリカ)G.P.meeting2024(オートモビル・クラブ・ジャパンが主催)。さまざまなクルマが集まる海沿いのイベントにて、個性的な趣味車とオーナーを取材してきました。今回はいすゞ「ミュー」を紹介します。
斜め後ろから見たスタイリングがかっこいい
「もともと4輪駆動車が好きで、スズキ ジムニーの4サイクルターボエンジン仕様が発売されたときにすぐさま購入しました。このときに買ったジムニーは1986年式のJA71C型で、幌仕様、外装色がブルーでした。2代目ジムニーに5年ほど乗って、次に目に留まったのがいすゞ ミューでした。三菱 パジェロのオープンモデルであるJトップと悩みましたが、ミューのボディカラーとデザインに惹かれて購入しました。見て、走って、また眺めて。マニュアル車なので、両手両足を使って走るのが楽しいです」
そのように話してくれた浅川 昇さん(取材時57歳)のいすゞ ミューは1991年式で、グレードはFRP製トノカバーを持つハードカバーの2.6Gである。
経年劣化によって色褪せてしまったボディカラーはフレンチブルー(メーカー公式アナウンス色)で、この外装色と当時流行りのブリスターフェンダー、斜め後ろからのカッコいいデザインが愛車のこだわりポイントなのだという。
「ミューも新車を購入しました。1991年5月のことです。当初は、林道ツーリングに行ったりして楽しんでいました。親父がまだ元気だった頃、一緒に親戚宅を訪問したり、山道を走ったことが一番思い出深いエピソードです。ここ最近は毎日通勤で使用しています。そういう感じの乗り方をしているので、総走行距離が11万633kmまで伸びました」