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なぜ土屋圭市氏が「アイオニック 5N」を監修? ラリーをイメージしたEV「インスター ターマック」も注目…ヒョンデのブースは何かと話題がいっぱい!

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

今後、目が離せないヒョンデ

日本市場に2022年に再上陸したヒョンデ(旧称はヒュンダイ)はBEVモデルの「アイオニック 5N」が「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーにノミネートされるなど、その勢いが止まりません。そんなアイオニック 5Nに、ドリキンこと土屋圭市さんとコラボした特別モデルが登場。ほかの最新EVモデルとともに紹介していきます。

新型スモールEV「インスター」が大阪に登場!

ヒョンデが日本に再上陸したのは2022年。それから大手EVメーカーとして存在感を増していくとともに、モータースポーツにおいても2024年はWRCでドライバーズチャンピオンに輝き、FIA世界ツーリングカーカップ(WTCR)やTCRワールドツアーでもタイトルを獲得。そんな日の出の勢いのヒョンデが、大阪オートメッセ2025(OAM)に初出展した。

目玉は2025年1月10日に日本で初公開になったばかりの新型スモールEV「インスター(INSTER)」。インスターはようやく手が届きやすい価格(284万9000円~/消費税込)のEVが出てきたということでニュース性があり、なおかつコンパクトで運転しやすいジャストサイズのボディと航続距離の長さで、かなり来場者の関心も高かった。

またそのインスターを1960年代のラリーカーをモチーフにカスタマイズした「インスター ターマック」も展示。デザイン性が高いボディなので、ラッピングしてカスタマイズするような楽しみ方ができることも提案。モンテカルロラリーの「ミニ クーパー」、あるいはアウトビアンキのような雰囲気に仕上がっているのが憎い。ホイール選びなどもツウだ。

 

土屋圭市氏とコラボした「アイオニック 5N」

さらにAMWスタッフが注目したのは、ヒョンデの高性能ブランド「N」と、日本のオートバックスセブンがコラボレーションし、レーシングレジェンドの土屋圭市氏が監修して生み出された高性能EV「アイオニック 5N」専用パーツ「DK Edition(ディーケーエディション)」を装着したデモカーだ。

このDK Editionは、Nブランド・マネジメントグループのパク・ジュンウ氏が日本の自動車文化にあこがれを持っていて、とくにドリキン=土屋圭市の大ファンだったことが出発点のプロジェクト。

ドリキンもはじめはEVのチューニング? と難色を示したそうだが、まずアイオニック 5Nに乗ってもらって、「EVでもこんな楽しいクルマがあるんだ」とそのポテンシャルを知ってもらい、さらにNブランドの常務などの重役が、ドリキンを口説き落として実現した。

「ノーマルを超えないとオレの名前では出せない」と土屋圭市も入れ込み、ヒョンデのエンジニアが、富士スピードウェイや袖ヶ浦フォレストレースウェイなどのサーキットを一緒に走り込み、数々のダメ出しを食らいながら、OKが出るまでテストを重ねたため、開発期間は長期化したという。DK Editionの各パーツの日本および韓国市場での発売予定は2025年の末頃になる。

その前に、ヒョンデでは関西での拠点を求める声にこたえて、2025年春、大阪にヒョンデ直営新施設をオープンすることを発表。インスターの先行予約が始まっていることとあわせ、2025年はヒョンデの飛躍の年になりそうだ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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