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いま、感度高い人が選ぶのは「キャラバン」「バネット」「クリッパー」の3兄弟! 日産の商用車のカスタムがにわかに注目を集めています!

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)

  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:1.5インチのローダウンをしている
  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:ホイールはESSEX ENCS 2PC
  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:ボディサイドにはストライプが入る
  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:リアにはフラットベッドキットを装着
  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:ルーフボックスを装着
  • 「CRS」がプロデュースした日産キャラバン:仕事と遊びの二刀流をコンセプトにしている
  • 「オグショー」がプロデュースした日産NV200バネット:トランポビルダーとして知られる静岡のオグショーが製作した1台
  • 「オグショー」がプロデュースした日産NV200バネット:こだわりのベッドキットは、コーデュラ生地を採用している
  • 「オグショー」がプロデュースした日産NV200バネット:ベッドキットは簡単に取り付けることができる
  • 「ARJ」がプロデュースした日産キャラバン:ソトアソビに最適な車中泊仕様に仕立てた
  • 「ARJ」がプロデュースした日産キャラバン:ブルーのシートカバーが室内にアクセントを与える
  • 「ARJ」がプロデュースした日産キャラバン:クラフトプラス製のベッドキットにも注目だ
  • 「ARJ」がプロデュースした日産キャラバン:ホイールは5ZIGEN INTERNATIONAL TF500XC-M
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:クリッパーリオの4WD仕様をベースに釣り仕様に仕立てた
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:ホイールはKYOHO PRX10X
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:釣り人にぴったりの1台。車中泊もできることから基地となる
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:ソロ泊スタイルとデュオ泊スタイルの2パターンのレイアウトを実現する
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:ルーフには釣り竿が下げられる
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:サイドウインドウを利用しプチテーブルに
  • 「ニーズボックス」がプロデュースした日産クリッパー:ソロ泊スタイルとデュオ泊スタイルの2パターンのレイアウトを実現する
  • 「ボクシースタイル」がプロデュースした日産NV200バネット:ロングスライドデッキを取り付けたことで、積むと収納を1台で完結させた1台
  • 「ボクシースタイル」がプロデュースした日産NV200バネット:ラゲッジルームの架装が1番の注目ポイントだ
  • 「ボクシースタイル」がプロデュースした日産NV200バネット:「MYGARAGE」と名付けられた同車は、一義的にはカートトランポとして製作されている
  • 「ボクシースタイル」がプロデュースした日産NV200バネット:ラゲッジには特製スライドデッキが装備されている
  • 「ボクシースタイル」がプロデュースした日産NV200バネット:ルーフにもカートスタンドが配置できるようになっている
  • 日産がプロデュースした日産キャラバン:特別仕様車「キャラバン MY ROOM Launch edition」の標準モデルにあたる「MY ROOM」
  • 日産がプロデュースした日産キャラバン:サイドのガラスには「MY ROOM」のステッカーが配置される
  • 日産がプロデュースした日産キャラバン:木目調パネルが配された荷室内はベッドやソファに早変わりする“2 in 1セカンドシート”や脱着式スライドテーブルのほか、跳ね上げ式と折り畳み式を選べるベッドシステムで好みに合わせたリビング空間にすることができる
  • 日産がプロデュースした日産キャラバン:リアシートはソファのような掛け心地だ
  • 日産がプロデュースした日産キャラバン:木目調パネルが配された荷室内はベッドやソファに早変わりする“2 in 1セカンドシート”や脱着式スライドテーブルのほか、跳ね上げ式と折り畳み式を選べるベッドシステムで好みに合わせたリビング空間にすることができる
  • 「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット:サーファー仕様に仕立てられている
  • 「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット:専用のシートカバーを装着
  • 「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット:ト:高さ調節のできるベッドキットを採用
  • 「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット:鉄チンホイールにホワイトリボンを組み合わせる
  • 「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット:運転席のドアの脇には、ロック式のキーボックスがあり、クルマを施錠した後、鍵を持たずに海に入れる工夫も見られた
  • 大阪の「ボディライン」がプロデュースした日産NV200バネット

「積む」「遊ぶ」「泊まる」なら商業車ベースが最適!

日産の商業車3兄弟といえば「キャラバン」「NV200バネット」「クリッパー」です。その3台をベースに各地のカスタムビルダーが腕を振るった7台と、正規カタログモデルの「キャラバン MY ROOM」が、大阪オートメッセ2025(OAM)で「ニッサンカスタマイズコレクション」として披露されました。今回は編集部が気になった4台のモデルを紹介します。

サーファー必見の1台

大阪ボディラインが人気プロサーファーの粂兄弟とのコラボで作り上げた、サーフトランポの日産「キャラバン」から紹介する。外観はウッディワゴンのクラシカルなスタイリングで、室内は複数のボードを積み込めるように、高さを2段階に調整できる室内ルーフキャリアを用意。リアゲートを開いたときは、ウエットスーツなどを干すためのハンガーラックも備わっている。

ベッドキットの高さも調整が可能で、ベッドとしてもボードのメンテナンス台としても利用できる。また運転席のドアの脇には、ロック式のキーボックスがあり、クルマを施錠した後、鍵を持たずに海に入れる工夫も見られた。サーフトリップビークルとして、これだけ使い勝手のいいクルマはないだろう。

レーシングカートが載せられる

2台目は大阪のボクシースタイルが製作した、「マイガレージ」とネーミングされた「NV200バネット」。レーシングカートのトランスポーターとして制作された1台だが、Mサイズ版のバネットの荷室にスライドデッキを設置することで、タイヤハウスを避け、カートを横置きにピタリと収納している。デッキ下にも余裕のある収納スペースを確保しているところにも注目したい。

黒いボディにストロボラインや赤の挿し色を入れることで、商業車ではなくレーシングチームのトランスポーターとしての存在を主張する。ハイエース/キャラバンクラスではなく、コンパクトなバネットのサイズで、この使い勝手の良さなら、カート以外の趣味やレジャー、ビジネスでも重宝すること間違いなしだ。

釣り人ライトキャンパーにおすすめの1台

そしてコンパクトという意味では、「クリッパー」のキャンパーもあった。これは北海道のニーズボックスが制作した1台で、ソロでもデュオでも使えるオリジナルの可変式ベッドシステムが特徴。パネルトレーを追加することで、ラゲッジ後端にテーブルも設定できる。室内ルーフキャリアには釣り竿も収納できて、釣り人のライトキャンパーのロールモデルになる1台だ。

車中泊仕様のキャラバン

そして最後は、2024年8月にデビューした日産の正規カタログモデル「キャラバン MY ROOM」。日産の工場で車中泊仕様として作り込まれた純正コンバージョンで、荷室内の木目調パネルやベッドやソファに早変わりする2 in 1セカンドシートや脱着式スライドテーブルなど、すべてが新車と同じ保証対象になっているのがトピックだ。

組み付けや合わせも純正の名に恥じないクオリティの高さで、全国の日産ディーラーで購入、メンテができるのも大きな利点。ボディカラーのサンドベージュ/ホワイト 2トーン(専用色)もなかなか魅力的だ。

ベース車両として今後も注目される3台になる

会場にはこの他にもARJ、CRS、JAOS、OGUShowといった専門店が手がけたキャラバンやNV200バネットを展示しており、多くの人から熱い視線が注がれていた。取材中、オーテックのスタッフは次のようにコメント。

「今回展示したキャラバン、NV200バネット、クリッパーといった商業車を趣味のクルマとして使う人が急増中しています」

「積む」「遊ぶ」「泊まる」という要素なら、商業車ベースが最適と気づいたユーザーからひときわ熱い視線が送られているのが、この日産3兄弟のカスタムバン達だった。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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