王道の丸穴ディッシュと対峙したチームデイトナの答えがここに
レイズ(RAYS)のチームデイトナ(TEAM DAYTONA)が新たに展開しているホイール、「Dシリーズ」は、潔いほどシンプルに無骨さとワイルドさを突き詰めたマッシブな装いがその特徴です。質実剛健でアクティブなそのキャラクターは、トヨタ「ハイエース」にもマッチしています。今回は「D9」と「D9 SPEC‐M」を紹介します。
セミグロスブラックをカラーラインナップに追加
自らが開拓者となり、ジャンルを、時代を切り拓いてきたレイズのオフ系ブランド「チームデイトナ」。そのなかでもアメリカンかつワイルドな出で立ちで人気を誇る「M9」を源流に、レンコン型のディスクでオフロード感をマシマシにしながらリリースされたのが、今回紹介する「D9」だ。
今回の仕様変更では、ややもするとクラシカルになりすぎるのではとの心配もあったが、オーバーハングされたビードロックデザインのリム、リムから立ち上がるスリット形状のエアスクープをキープしたことで、現代風の装いも加味した絶妙なフィニッシュとなった。
また、カラーリングについても、ブラック/ディスククリアスモークという本家の色味だけでなくセミグロスブラックを追加。光沢感のある前者とは異なり、半ツヤの風合いがさらなるオフ感を際立たせること請け合いなので、左右で履き分けるなどしても面白いだろう。オフロードシーンでのアピール度はもちろん、街中での視線くぎ付け度も絶対的に高いのは間違いない。
■チームデイトナD9
・SIZE:16×6.5
・インセット:38mm
・P.C.D.:139.7mm
・HOLE:6
・COLOR:セミグロスブラック(BOJ)/ブラック/ディスククリアスモーク(BEL)
・PRICE(消費税込):5万5000円(BOJ)/6万2700円(BEL)
規格:JWL&JWL-T +Rスペック1規格適合
D9シリーズの真打ち登場。色合い、極まれり
ビードロックデザインとエアスクープの合わせ技がもたらす最先端の意匠に、レンコン型ディスクでオールドスクール感を乗せることで、ハイブリッドな1本へと昇華していったD9。ゴツゴツとしたブロックデザイン、厚い扁平、ホワイトレターという具合にタイヤの存在感も大きいオフ系カスタムにあって、それに負けないホイールを選ぶのは難しさもある。
しかしながら、装着したデモカーを見ればその懸念は杞憂に終わるだろう。むしろ、遠目からでも細部まで見通せるような作り込みは圧巻のひと言であり、レイズの技術力の高さを再確認させてくれる。そしてこの「D9 SPEC-M」では、新たなカラーとしてスーパーダークガンメタを設定。センターキャップもヘアライン調のシルバータイプに変わったことで、メカニカルなギア感という風合いが強まっている。第3のカラーの登場で、役者は揃った。
■チームデイトナ D9 SPEC-M
・SIZE:16×6.5
・インセット:38mm
・P.C.D.:139.7mm
・HOLE:6
・PRICE(消費税込):5万3900円
規格:JWL&JWL-T +Rスペック1規格適合
【問い合わせ】
レイズユーザーダイヤル TEL:06-6787-0019
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