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なぜ若者が初の旧車にトヨタ「カローラ 1200デラックス」を選んだ? 購入早々故障に見舞われるも、いまはセル一発でエンジン始動!

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

エンジン始動もセル一発で絶好調

「2024年の8月に引き取ってきたばかりなんです。まだ手元に来てから2カ月しか経っていません」

オーナーの菊池一柊(きくちいっしゅう)さん。聞けば人生初のヒストリックカーで、旧車イベントへの参加も今回が初めてとのこと。

「1973年式の1200デラックスです。実は子供の頃から自分のまわりには旧車趣味を楽しんでいる大人たちがいて、いつか自分もヒストリックカーに乗りたいと思っていました」

そんな中、出会ったのがこのカローラ1200デラックスだった。ご覧の通り程度は上等。人気のホットモデル、27レビン/トレノに比べてはるかに現実的な価格だったことも購入のきっかけだ。

「購入早々オルタネーターがパンクしたりと、ちょっとしたトラブルはありましたが今は快調。エンジン始動もセル一発です」

ボディの塗装を始め多くの部分で当時のままのオリジナル状態を保っている貴重なフツーの20カローラ。

「ボディがコンパクトなので、全開にした窓に肘をかける時のちょうど良さもお気に入りです」(菊池さん)

彼のことを昔から知っている周囲の旧車好きオヤジ達も、若き同志が増えて万々歳でありましょう。

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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