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国産旧車カスタムのお手本! 懐かしのマツダ「サバンナRX-3」と日産S30型「フェアレディZ」の絶品チューニングカーを紹介

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • マツダ サバンナRX-3:FUJITSUBOがトータルでカスタマイズした1976年式
  • マツダ サバンナRX-3:マフラーメーカーのFUJITSUBOでは下まわりを見やすくディスプレイ
  • マツダ サバンナRX-3:ホイールはWEDS RACING FORG FGで、ヨコハマタイヤのADVAN HF TYPE-Dを組み合わせる
  • マツダ サバンナRX-3:排気系にFUJITSUBO EXH PERFORMANCE UNIT(コンセプト)を装着
  • マツダ サバンナRX-3:インテリアもカスタムされ、BRIDE edirb054シートとGReddy 水中花シフトノブを装備
  • 日産 フェアレディZ:S30型Zが有するスポーツテイストを活かしたエクステリアデザインがポイントだが、パワーユニットもカスタム済み
  • 日産 フェアレディZ:ベースとなったのは1976年式のS30型
  • 日産 フェアレディZ:サイドステップとサイドフラップも装備。S30型Zの美しいシルエットを損なわないエアロメイクが特徴だ
  • 日産 フェアレディZ:ホイールは、RAYS VOLKRACING TE37V(フロント17×9.5J-15、リア17×10J-20)、タイヤはヨコハマタイヤのADVAN NEOVA(フロント205/45R17、リア225/45R17)
  • 日産 フェアレディZ:迫力ある前後のオーバーフェンダーもS30ならではの注目ポイント
  • 日産 フェアレディZ:フロントスポイラー、リップスポイラーの他、リアアンダースポイラー タイプIIも装備
  • 日産 フェアレディZ:マフラーは柿本改 KAKIMOTO RACING。シートはBRIDE スエードタイプで、ステアリングはOMP
  • 日産 フェアレディZ:リアウイングとリアゲートスポイラーもまとっている。車高調サスペンションとAPレーシングのブレーキを装備
  • 日産 フェアレディZ:スタイリッシュなノーマルのシルエットを崩すことなくエアロで疾走感を表現
  • マツダ サバンナRX-3:FUJITSUBOによって、マフラーをイメージした個性的な展示台の上で披露された

70年代国産旧車に最新の技術とセンスをプラス

近年は1970年代の国産旧車が再び注目されていて、当時流行ったチューニング仕様で楽しむ人もいれば、現代風にアップデートしながら旧車ライフを楽しんでいるオーナーもいます。往年のスポーツカーのカッコよさを残したままルックスやメカニズムに最新の技術とセンスを盛りこんだ「最先端の旧車」として、FUJITSUBO(フジツボ)のマツダ「サバンナ RX-3」とSPEED FORMEの日産「フェアレディZ」を紹介します。

サバンナ RX-3を最新スペックでチューニング

マフラーメーカーとして世界的に有名なFUJITSUBOが仕上げた1976年式のマツダ「サバンナ RX-3」。当然のことながら見どころは排気系で、同社のチューニングカー向けエグゾーストシステム「EPU(EXH PERFORMANCE UNIT)」のコンセプトモデルが装着されている。

マフラーの美しさに目が奪われがちだが、冷静にクルマの全体像をよく見ると13BエンジンにはRE雨宮のサイドポートやMOTEC+PDMがおごられるなど、チューニング内容も盛り沢山。クラッチは優れたトルク伝達能力を誇るORCを装備している。

足まわりはサスペンションにCUSCOストラット全長調整キットを装着し、ブレーキはENDLESS。ホイールは、WEDS RACING FORG FGで、フロントが7J、リアが8.5Jというサイズ。それに組み合わされるタイヤは、ADVAN HF TYPE-D(フロント195/50R15、リア205/50R15)だ。

インテリアに目を向けると、シートがBRIDE edirb054で、GReddyの水中花シフトノブが懐かしさを醸し出す良いアクセントに。往年のカスタムシーンをリスペクトしながらも随所に現代のテクノロジーとセンスを盛りこんだ、最先端の旧車カスタムの見本といえる仕上がりだ。

ノーマルの美しさを残したまま存在感をアップ

一方、オレンジ色の日産初代S30型「フェアレディZ」も同じく1976年式で、こちらは新旧フェアレディZや「スカイライン」といった日産スポーツカーのカスタムで知られるSPEED FORMEによる1台。ノーマルのS30フェアレディZが有するスタイリッシュかつ美しいシルエットを損なわない、巧みなエアロメイクが特色だ。

車両製作コンセプトは、ノーマルのシルエットのみならず、ボディサイズや雰囲気なども崩すことなくエアロパーツを組み合わせることで疾走感を表現するというもの。フェアレディZの美しさを損なわない独自のエアロメイクによってインパクトと存在感を引き出すことを狙いとしている。

ドレスアップ内容は、フロントスポイラー、リップスポイラー、サイドステップ、リアアンダースポイラー タイプII、リアウイング、フロントオーバーフェンダー、リアオーバーフェンダー、サイドフラップ、リアゲートスポイラーとなっている。

ユーザーのセンスによってパーツをセレクトできるように、今後さらにラインアップを充実させていくそうなので、今後の展開にも注目したいと思う。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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