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「スーパーセブン」と「プロジェクト V」を展示!ケータハムの存在意義は「軽量コンパクト」にあり

投稿日:

TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田 了(HARADA Ryo)

  • ケータハムブースには2台展示された
  • ケータハム プロジェクトV:電動モーターをリアアクスルに搭載(言わばミッドシップの後輪駆動)したモダンなスポーツクーペ
  • ケータハム スーパーセブン600:170とエンジンなどのスペックも共通で85psの最高出力や440kgの車両重量も同じだ
  • ケータハム スーパーセブン600:インテリアもクラシック仕立てになっている
  • ケータハム スーパーセブン600:シャシーに関しては標準シャシー(シリーズ3、ナローボディ)のみが選択可能となっている
  • ケータハム プロジェクトV:駆動ユニットの開発はヤマハが担当
  • ケータハム プロジェクトV:3サイズは全長4255mm×全幅1893mm×全高1226mm
  • ケータハム スーパーセブン600:3サイズは全長3380mm×全幅1470mm×全高1090mm
  • ケータハム プロジェクトV:パワートレイン主要部の駆動ユニットの開発は国内2輪メーカーのヤマハが担当

スポーツカーにとっては軽さは“永遠の正義”

ケータハム セブン(通称:スーパー セブン)のインポーターであるケータハムカーズ・ジャパン。純粋に走りを楽しめるSUPER SEVEN 600(スーパーセブン600)とEVスポーツカーのプロトタイプであるPROJECT V(プロジェクトV)をあらためて解説します。

クラムシェルフェンダーを装着したクラシカルな1台

スーパーセブン600は、ロータス セブンの精神を継承し1970年代から高い人気を誇ってきたケータハム セブンシリーズの1台。2024年の6月に誕生した最も新しいグレードのひとつだ。

同時に発表されたスーパーセブン2000がフォード製の2L直4デュラテック・エンジンを搭載。それに対してスーパーセブン600は、ベースとなった軽自動車規格のセブン170と同様にスズキ製の658cc直3ツインカムターボエンジンを搭載した。440kgの車重に対して必要なパフォーマンスを引き出すのに十分な、85psの最高出力を発揮する。

シャシーに関しては標準シャシー(シリーズ3、ナローボディ)のみが選択可能となっている。外観的にはフレアードフロントウイング(クラムシェルフェンダー)が装備されていることが、セブン170との大きな違いとなっている。

ちなみに3サイズは全長3380mm×全幅1470mm×全高1090mmで、ホイールベースは2225mmとなる。ベースとなったセブン170とは全長が280mm伸びた以外は共通となっている。またエンジンなどのスペックも共通で85psの最高出力や440kgの車両重量も同じだ。

いずれにしてもスーパーセブン600やセブン170が、その源流であるロータス セブンの精神(とコンセプト)を継承しているのは事実で、ケータハムではスーパー セブンシリーズを

「英国における昔ながらの軽量2人乗りスポーツカーを、21世紀向けに再構築している」

としているが、スーパーセブン600がケータハム スーパーセブンを、現代風にアレンジしてよみがえらせたモデルであることは間違いないだろう。

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