クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • ロータスで唯一のICE(内燃機関)に新グレード「エミーラ V6 SE」とエントリーモデル「ターボ」も登場
CAR
share:

ロータスで唯一のICE(内燃機関)に新グレード「エミーラ V6 SE」とエントリーモデル「ターボ」も登場

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Lotus Cars

  • ロータス エミーラ V6 SE:ロータスが長年追求してきた純粋なドライビング・プレジャーをさらに進化させたモデル
  • ロータス エミーラ V6 SE:20インチ鍛造アルミホイールを採用
  • ロータス エミーラ V6 SE:アルカンターラを使用したインテリア
  • ロータス エミーラ V6 SE:アルカンターラを使用したインテリア
  • ロータス エミーラ V6 SE:ミッションは6速MT
  • ロータス エミーラ ターボSE:日常的な使いやすさとロータス独自のドライビング・プレジャーを兼ね備えているエントリーモデル
  • ロータス エミーラ ターボSE:ジンクグレーのボディにイエローアクセントカラーを施したオプションのレーシングライン
  • ロータス エミーラ ターボSE:コスモスブラックのボディにレッドのアクセントカラーを施したオプションのレーシングライン
  • ロータス エミーラ ターボSE:メリディアンブルーのボディにシルバーのアクセントカラーを施したオプションのレーシングライン
  • ロータス エミーラ ターボSE:エミーラ全モデルにサーキットでのパフォーマンスと日常の運転の快適性の両方を向上
  • ロータス エミーラ ターボSE:ボディはパープルヘイズ
  • ロータス エミーラ ターボSE:ナッパレザーを採用したアイスグレーのインテリア。8速DCTを搭載
  • ロータス エミーラ ターボSE:レーシングラインのバッジ
  • ロータス エミーラ ターボSE:レーシングラインのインテリア
  • ロータス エミーラ ターボSE:トランクルーム
  • ロータス エミーラ ターボSE:アイスグレーのボディにイエローのアクセントカラーを施したオプションのレーシングライン
  • ロータス エミーラ V6 SE:新たにマニュアル用コンプレッションマウントが追加され、シフトフィールが一層精密になった

6速MTの「V6 SE」と8速DCTの「ターボ」と悩ましい選択

ロータスはスポーツカー「エミーラ」のラインアップに「エミーラ V6 SE」を追加し、さらにエントリーモデルとして新たに「エミーラ ターボ」を発表しました。エミーラ V6 SEの英国での価格は9万6500ポンド(約1880万円)、エミーラ ターボは7万9500ポンド(約1550万円)となっており、2025年9月にショールームデビューを予定しています。ロータスが掲げる「For The Drivers(ドライバーのために)」という精神を体現する2モデルについて紹介します。

エミーラ V6 SEはシフトフィールがさらに進化、ドライバーとの一体感を強化

ロータス「エミーラ V6 SE」は、ロータスが長年追求してきた純粋なドライビング・プレジャーをさらに進化させたモデルである。搭載される3.5L V6スーパーチャージド・エンジン(最高出力400ps)は従来と変わらず6速MT(LSD標準装備)を組み合わせる。0-100km/h加速は4.3秒を実現する。V6パワートレインには、新たにマニュアル用コンプレッションマウントが追加され、シフトフィールが一層精密になった。

また、ダンパーのキャリブレーションやホイールアライメントの微調整により、ハンドリング性能と乗り心地がさらに向上している。シャシー・サスペンションは「ツアー」と「スポーツ」の2種類を設定。「ツアー」は日常領域を最適化して、快適性と走行性能のバランスを重視。「スポーツ」はよりハードな設定で、ダイナミックな走りを可能とする。油圧式パワステが優れたステアリングインフォメーションを提供する点も特徴である。英国での価格は9万6500ポンド(約1880万円)からとなる。

エミーラ全モデルで冷却システムを刷新

V6 SEの導入と同時に、既存のエミーラ全モデルにも改良が加えられた。冷却系はクーラントラインの経路を変更し、トランスミッション・オイルクーラーおよびラジエータへの流量を最適化。これにより冷却性能が向上し、車両重量も軽減された。空調システムは高温環境下での安定性を向上させるよう再キャリブレーションされ、エンジン・サーモスタットの開弁温度は従来の65℃から75℃へ引き上げられ、過酷な条件下での性能も向上した。

また、デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)は、シフト速度とスムースさが改善され、ドライバーとの一体感がさらに強化されている。

“ロータスらしさ”を凝縮したエントリーモデル

エミーラシリーズのエントリーモデル「エミーラ ターボ」は、日常的な使いやすさとロータス独自のドライビング・プレジャーを兼ね備えている。メルセデスAMG社製の4気筒ツインスクロール・ターボエンジンと8速DCTを搭載し、0-100km/h加速は4.4秒。ダブルウィッシュボーン、リアスポイラー、電動油圧パワーステアリングなど、高性能なコンポーネントが採用されている。

エクステリアは、ターボバッジ、イエローとブラックのロータス・エンブレム、サテンシルバーのアクセントが特徴だ。英国での価格は7万9500ポンド(約1550万円)からとなる。

また、エミーラをさらにスポーティに見せるデザインオプション「レーシングライン」をエミーラ ターボSEとエミーラV6 SEに導入する。ブレーキキャリパーの色と調和するピンストライプを追加。ミラーキャップにも同様のアクセントカラーが施される。マッチングアクセントのレーシングラインバッジに加え、高光沢ブラックホイール、黒と銀の外装ロゴが、ダイナミックな外観を完成させている。

インテリアにおいても、選択したアクセントカラーに合わせた特別なインテリアバッジとステッチが施されており、外装との完璧な調和を実現している。

AMWノミカタ

今回のエミーラ V6 SEとエミーラ ターボの新型モデルは、マニュアル用コンプレッションマウントが追加され、ダンパーのキャリブレーションやホイールアライメントの微調整、クーラントラインの経路の変更、DCTのシフト速度とスムーズさが改善などロータスの掲げる「For The Drivers(ドライバーたちのために)」をさらに進化させた改良が施されていることがわかる。

そして、ブレーキキャリパーの色と調和したアクセントカラーのピンストライプがボディ下部やミラーキャップ、インテリアに施された「レーシングライン」のデザインオプションも発表された。これもロータスでICE(内燃機関)を搭載する唯一のモデルとなるエミーラの魅力をさらに高める装備となるであろう。

すべて表示

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS