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フェラーリ「アマルフィ」が日本初公開!V8FRクーペ「ローマ」後継モデルとして5年ぶりのフルモデルチェンジ

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)

  • フェラーリ アマルフィ:インテリアのデザインではシンプルさを追求している
  • フェラーリ アマルフィ:レッドステッチが施されたレザーシート
  • フェラーリ アマルフィ:フェラーリらしい上質な本革を採用
  • フェラーリ アマルフィ:3855ccのV8ツインターボを搭載
  • フェラーリ アマルフィ:リアバンパーの両側に2本出しのマフラーが備わる
  • フェラーリ S.p.A. ヘッド オブ プロダクト マーケティング エマヌエレ・カランド氏
  • フェラーリ S.p.A. ヘッド オブ プロダクト マーケティング エマヌエレ・カランド氏
  • フェラーリ アマルフィ:エクステリアは、フラヴィオ・マンゾーニ氏の率いるフェラーリ「チェントロ・スティーレ(デザインセンター)」が、ほぼすべてのボディパネルを新たにデザインをしている
  • フェラーリ アマルフィ:ボディサイズは全長4660mm×全幅1974mm×全高1301mm
  • フェラーリ アマルフィ:12チリンドリ譲りの「可変アクティブ・ウィング」を活用して、LD(ロー・ドラッグ)/MD(ミディアム・ダウンフォース)/HD(ハイ・ダウンフォース)の3種類を自動的に切り替える「アクティブ・エアロダイナミクス」を採用する
  • アマルフィジャズ」と称する生バンドの演奏も行われた
  • フェラーリ アマルフィ:ヘッドライトはローマよりも薄型化された
  • 東京・浜離宮恩賜庭園を臨む「ウォーターズ竹芝」には、南イタリアの象徴でもあるレモンの木を植栽したファサードなど、アマルフィ海岸の華やかさをイメージした仕立てが施された
  • フェラーリ アマルフィ:ボディカラーは「Rosso Portofino(ロッソ ポルトフィーノ」
  • フェラーリ アマルフィ:3855ccのV8ツインターボを搭載
  • フェラーリ アマルフィ:タイヤサイズはフロントが245/35ZR20、リアが285/35ZR20
  • フェラーリ アマルフィ:ラインナップされたボディカラーとしては、おなじみ「ロッソ・コルサ(Rosso Corsa:赤)」に加え、「ヴェルデ・コスティエラ(Verde Costiera:緑)」、「ビアンコ・アルティコ(Bianco Artico:白)」、「ジアッロ・モンテカルロ(Giallo Montecarlo:黄色)」、「グリージョ・アブダビ(Grigio Abu Dhabi:シルバー)」、「ルビーノ・ミカリッツァート(Rubino Micalizzato:ルビー色)」、「ヴィオレット・ディーノ(Violetto Dino:紫)」などが用意
  • フェラーリ アマルフィ:12チリンドリ譲りの「可変アクティブ・ウィング」を活用して、LD(ロー・ドラッグ)/MD(ミディアム・ダウンフォース)/HD(ハイ・ダウンフォース)の3種類を自動的に切り替える「アクティブ・エアロダイナミクス」を採用する
  • フェラーリ アマルフィ:リアバンパーの両側に2本出しのマフラーが備わる
  • フェラーリ アマルフィ:12チリンドリ譲りの「可変アクティブ・ウィング」を活用して、LD(ロー・ドラッグ)/MD(ミディアム・ダウンフォース)/HD(ハイ・ダウンフォース)の3種類を自動的に切り替える「アクティブ・エアロダイナミクス」を採用する
  • フェラーリ アマルフィ:エクステリアは、フラヴィオ・マンゾーニ氏の率いるフェラーリ「チェントロ・スティーレ(デザインセンター)」が、ほぼすべてのボディパネルを新たにデザインをしている
  • フェラーリ アマルフィ:エクステリアは、フラヴィオ・マンゾーニ氏の率いるフェラーリ「チェントロ・スティーレ(デザインセンター)」が、ほぼすべてのボディパネルを新たにデザインをしている
  • フェラーリ S.p.A. ヘッド オブ プロダクト マーケティング エマヌエレ・カランド氏(左)とフェラーリ・ジャパン株式会社 代表取締役社長 ドナート・ロマニエッロ氏(右)

フェラーリのFR最新型V8クーペ日本国内デビュー

かねてから噂となっていたフェラーリ「ローマ」の後継モデルは、2025年7月1日、新たに「アマルフィ」の名が与えられ、ネーミングの由来となった南イタリア・カンパニア州アマルフィにてワールドプレミアされました。それからわずか約4週間後となる7月30日、早くも日本国内でもデビューイベントが行われ、美しき新型「アマルフィ」が報道陣の前に姿を現すことになりました。

「ドルチェ・ヴィータ」の世界観を体言化したクルマと演出

2019年11月にデビューしたフェラーリ ローマは、1960年代のイタリア映画を思わせる「ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)」を体現したような豪奢な「2+」クーペとして、数々の映画の舞台となったイタリアの首都が車名に選ばれた。

実質的なローマの後継車にあたるアマルフィもまた、今も昔も欧州のセレブリティたちが豪奢な「ヴァカンツァ」を過ごす南イタリアの小さな港町の名から命名された。

日本における新型アマルフィ国内発表イベントの会場となった、東京・浜離宮恩賜庭園を臨む「ウォーターズ竹芝」には、南イタリアの象徴でもあるレモンの木を植栽したファサードなど、アマルフィ海岸の華やかさをイメージした仕立てが施されるとともに、「アマルフィジャズ」と称する生バンドの演奏も行われるなど、引き続きイタリア式ドルチェ・ヴィータを体現したフェラーリであることをアピールしていた。

ロマニエッロ氏が自走で姿を表した

この日は、イタリアのマラネッロ本社からプロダクトマーケティング責任者、エマヌエレ・カランド氏が来日。自らプレゼンテーションを行ったのち、これもアマルフィの街並みを意識したと思われるポルティコ状装飾が施されたステージに、フェラーリ・ジャパン代表取締役社長のドナート・ロマニエッロ氏の運転するアマルフィが、ゆっくりではあるが自走で姿を現した。

現時点においてラインナップされたボディカラーとしては、おなじみ「ロッソ・コルサ(Rosso Corsa:赤)」に加え、「ヴェルデ・コスティエラ(Verde Costiera:緑)」、「ビアンコ・アルティコ(Bianco Artico:白)」、「ジアッロ・モンテカルロ(Giallo Montecarlo:黄色)」、「グリージョ・アブダビ(Grigio Abu Dhabi:シルバー)」、「ルビーノ・ミカリッツァート(Rubino Micalizzato:ルビー色)」、「ヴィオレット・ディーノ(Violetto Dino:紫)」などが用意されるなか、今回の日本デビューに登場したのは深紅の「ロッソ・ポルトフィーノ(Rosso Portofino)」のアマルフィであった。

フェラーリ曰く

「モダンなエレガンスとハイパフォーマンスが完璧に融合した、唯一無二のモデル。グランド・ツアラーのコンセプトを進化させたスポーツカーとして、ハイパフォーマンスと日常的な汎用性の高さを両立」

と自認する新生アマルフィは、ローマからいかなる進化を遂げているのか。次項にてご説明させていただきたい。

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