寒いドイツのクリスマスマーケットでお財布にも冷たい風が……
ドイツの街中ではこの時期、あちらこちらにクリスマスマーケットが所狭しと建ち並び、美味しそうな匂いに年の瀬を感じるジャーナリストの池ノ内みどりさん。クリスマスマーケット巡りを楽しみに日本からの訪独観光客がスリ被害に合わないかを心配をしています。さらに最近では円安やインフレで日本円での金額がアタマを巡って、お財布面でも心配がち⁉︎
ドイツ主要都市で目立つテロ対策などのセキュリティ費が負担に
平和で幸せの象徴のようなクリスマスマーケットですが、昨今の無差別テロ事件もあり、その防止策に各街ではクルマで侵入できないようにしたり、数多くのセキュリティの方々が巡回したりと、市民の安全対策費用が非常にアタマを悩ませることになっています。結局はその費用の捻出が難しい自治体などではクリスマスマーケットの開催が中止になるなどの影響が出ているようです。
9月に我が街ミュンヘンで開催されたモーターショーのIAAモビリティでも、テロはもちろんのこと、抗議団体の妨害の可能性もあることから、毎年セキュリティのバリアが強化されているように感じます。とはいえ数多くの来場者が訪れるモーターショーや、クリスマスマーケットのような場所では、安心して楽しむためにも安全は何よりも大切ですよね。
この日は久々にミュンヘン市内へ出る用事がありましたので、久しぶりにクリスマスマーケットを覗いてみました。この時期はドイツの新聞やメディアでは、ドイツ各地のグリューワインの価格を報じますが、ミュンヘンは物価や家賃がドイツでイチバン高いこともあり、グリューワインもドイツ国内ではかなりお高めです。

店舗独自のカップで味わうグリューワインは寒い日”は”美味しい
ホットワインカクテルのグリューワインの楽しみといえば、店舗ごとにカップのデザインが違うことです。ついついお目当てのカップ欲しさに高いグリューワインを買ってしまいます。各店で価格は異なりますが、ワイン代は5ユーロで、カップのデポジットで5ユーロ。飲み終わった後にカップを店に戻すとデポジットの5ユーロが返金されますが、カップをお土産に持って帰るならそのまま返却する必要はありません。
隣国で過ごした学生時代では、友人が下宿で大鍋にたっぷりグリューワインを作って振舞ってくれたことを思い出しました。このグリューワイン、寒い日に外で飲むととてもおいしいのですが、暖かいときにはまったくおいしく感じられないのがフシギ。
私の住む区の観光客のほとんどいないような小さなクリスマスマーケットでは1杯7ユーロ前後(約1300円)のお店もあって驚きました。つい数年前までは3~4ユーロだったような記憶が……。アルコールの入っていないキンダープンシュもありますので、お酒が苦手の人にもおいしく召し上がって頂けます。
在独大使館や領事館ではクリスマスシーズンなど多くの人が集まる時期には、群衆にクルマが突っ込む無差別殺人テロやスリなどの犯罪に巻き込まれる可能性があることから注意勧告を発令しています。巻き込まれないためにも各自が気をつけたいものですね。
































































































