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テスタロッサにインスパイアを受けた伝説のFC3S型「RX-7」!「グレッディIV」が令和仕様にアップデートして蘇る

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • マツダ RX-7:基本的にはグレッディIIIと同様のボディパーツを使っている。ヘッドライトはグレッディIIIがポップアップ丸目4灯式となっていたのに対し、グレッディIVは固定式と差別化が図られていた
  • マツダ RX-7:インテリアはメーターこそ変わっているが、基本的に当時のまま。オリジナルの良さを大切に考え、純正パーツをあえて残しているのも特徴だ
  • マツダ RX-7:インテリアはメーターこそ変わっているが、基本的に当時のまま。オリジナルの良さを大切に考え、純正パーツをあえて残しているのも特徴だ
  • マツダ RX-7:エンジンは3ローター20Bツインターボ仕様から、ノンターボのRE雨宮20B SPスペックへ変更。ちなみに北米仕様のFC3Sには、NAエンジンも設定されていた
  • マツダ RX-7:当時取材した頃の雨宮代表の話を思い出すと、あの頃、代表はフェラーリ「テスタロッサ」を所有していて、全体のフォルムは、そこからインスパイアされた部分があった
  • マツダ RX-7:フロントからリアへと流れるボディラインとワイドボディ化による造形、そしてテールフィンがフェラーリ テスタロッサからインスパイアを受けている
  • マツダ RX-7:ホイールは当時履かせていた懐かしのOZペガソ17インチだ。ボロボロの状態だったが、フルリペアして新品同様に復元した
  • マツダ RX-7:スロットルは電子制御のフライ・バイ・ワイヤ方式へとアップグレードさせ、コンピューターはLINKフルコンによって完全制御をかけている
  • マツダ RX-7:フロントからリアへと流れるボディラインとワイドボディ化による造形、そしてテールフィンがフェラーリ テスタロッサからインスパイアを受けている
  • マツダ RX-7:ガルウイングはグレッディIIIと基本構造は同じだが、リンケージやダンパーを変更することで、より完成度を高めている
  • マツダ RX-7:常に我々をあっと驚かせたオリジナリティと革新的なスタイルは、時代ごとのトレンドリーダーとして君臨し続けた歴史を持つRE雨宮。グレッディシリーズは、すべて「東京オートサロン」でデビューしている
  • マツダ RX-7:フロントからリアへと流れるボディラインとワイドボディ化による造形、そしてテールフィンがフェラーリ テスタロッサからインスパイアを受けている

公道に降り立った改造車!チューニングカーに市民権を与えた

改造車のことをチューニングカーと呼ぶようになった時代に濃厚な青春時代を過ごしたオジサンたちにとって、懐かしのマシンが東京オートサロン2026で復活を遂げました。その名は「RE雨宮グレッディIV」。平成の幕開けとともに登場し、超ワイドボディを纏った伝説のコンプリートカーです。さらに、ただのショーカーでは終わらず、改造申請をしてナンバーを取得して公道に降臨。このクルマこそ改造車に市民権を与えた先駆者だったと記憶します。早速紹介をしていきましょう。

ルーフを持たないRX-7カブリオレだから実現した超ワイド感

時はバブル絶頂期、自動車メーカーはパワー競争を展開し、チューニングの世界でもターボチューンが主役となった1989年、RE雨宮がその後にシリーズ化する「グレッディI」を初めて登場させた。

RE雨宮は、それ以前から東京オートサロンで、来場者のド肝を抜くスペシャルマシンを手掛けてきた。それは単なるショーモデルではなく、本格的に公道を走れる仕様であることが大前提。その頃にグレッディIを見た大半の人は「本当にこれで車検を取得できるだろうか?」ときっと疑問を持ったはずだ。何しろ、当時は改造に対する風当たりも強かった。大幅な改造を施した車両は「公認改造車」として、手間もお金もかかる厳しい基準を満たし、申請を出さなければ公道を走ることができなかったからだ。

だが、このグレッディは過激なモディファイを施していても公道を走れなければ意味がないというコンセプトを掲げ、それを有言実行させていたことも話題になった。その後も毎年のように登場したグレッディシリーズすべての車両は、公道を走れるチューニングカーとして、RE雨宮代表のアマさんの愛車として活躍。さすがにすべての保管は困難なので、本当に大切にしてくれるオーナーだけに特別に販売されるSPLコンプリートチューンドマシンとなった。

RE雨宮が誇るグレッディシリーズは、ロータリー乗り、そしてRX-7オーナーのみならず、広くチューニングフリークからも注目され続けている。なかでも衝撃的だったのが、今回紹介するガルウイングドアに全幅2mの大迫力ボディへとモディファイされた、北米仕様のFC3C(2代目RX-7)カブリオレをベースにした「グレッディIV」だ。

FC3Cをベースとしたグレッディシリーズとしては最終版となった、このグレッディIVのデビューは1993年の東京オートサロン。その年の国産コンプリート部門で優秀賞を受賞した。前年に登場したグレッディIIIと同様のボディパーツを使っているが、カブリオレをベースにしたことで雰囲気の異なるモデルへと進化。当時はルーフがなくなったことでワイドボディ感がさらに強まり、より地を這うスタイリングがカッコ良いと評判だった。

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