クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • なぜ現行型から「旧型」に? 4気筒エンジンを求めて乗り換えた「コペン乗り」の情熱
CUSTOM
share:

なぜ現行型から「旧型」に? 4気筒エンジンを求めて乗り換えた「コペン乗り」の情熱

投稿日:

TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • ダイハツ コペン:コクピットはシンプルさをテーマに作り込まれている。左右のフロアに滑り止めのアルミ製プレートを貼っているのもポイントが高い
  • ダイハツ コペン:追加メーターは走行中に数値が読み取りやすいデジタル式だ。できるだけ視線を動かさずに済むよう、取り付ける位置にもこだわっている
  • ダイハツ コペン:ボディ剛性を高めつつ、横転のクラッシュからドライバーを守るロールケージ。それでいてオープンカーの爽快感はまったく損なわない
  • ダイハツ コペン:排気量は750ccで公認車検を取得している。上のパンチだけじゃなく下のトルクも太く、ビッグタービンならではのピーキーさは感じられない
  • ダイハツ コペン:軽自動車としてはかなり大きめのF5タービンをチョイス。当然ながら、ノーマルエンジンにポン付けではポテンシャルを引き出せない
  • ダイハツ コペン:大幅なパワーアップに伴いエンジンの発熱量も上がるため、バッテリーはアルミの板でしっかり隔壁されている。見た目もオシャレだ
  • ダイハツ コペン:大容量のラジエーターやリザーブタンク、そしてオイルキャッチタンクなども装着。このまま安心してサーキットに持ち込める仕様だ
  • ダイハツ コペン:前後オーバーフェンダーを装着しグラマラスなシルエットに。排気量アップだけじゃなく、ボディ幅でも普通車と同じ白ナンバーになる
  • ダイハツ コペン:サスペンションは当然ながら車高調。減衰力に加えキャンバーも調整できるので、サーキットやタイヤに合わせてセットアップしたい
  • ダイハツ コペン:ドアの内張りはドレスアップと軽量化を両立するカーボン製。それでもドアポケットは生きており、ユーティリティ性が犠牲にならない
  • ダイハツ コペン:ホイールはワークのマイスターCR01で、サイズは前後とも8J×16+3をチョイス。組み合わせるのはシバタイヤのR23で205/45-16だ
  • 福島オープンカーフェスはジャンケン大会などアトラクションも多数。来年のスケジュールは決まりしだいSNSなどで告知するとのことだ
  • ダイハツ コペン:リアのエアロも空力アップを考慮した組み合わせだ。とくに下まわりのディフューザーは、高速道路やサーキットの直線で効果を発揮しそうだ
  • 今回の福島オープンカーフェスでも1、2を争うほど遠くからの参加となった新田さん。強烈なワイドボディはほかの参加者からも注目の的だ

新型からあえて旧型コペンに乗り換えたワケ

「福島オープンカーフェス」の会場でひときわ注目を集めていた、ワイドボディのダイハツL880K型「コペン」。オーナーの新田柊兵さんは、以前は現行モデルのLA400K型「コペン」に乗っていましたが、4気筒エンジンの魅力を求めて、あえて旧モデルへと乗り換えたという筋金入りのフリークです。排気量アップやタービン交換が施された、白ナンバー仕様のフルチューンマシンの詳細を紹介します。

前後オーバーフェンダーでワイドボディ!4気筒のフルチューンが新たな相棒に

2025年6月7~8日に福島県相馬郡新地町で開催された、記念すべき1回目の福島オープンカーフェス。エントリーは合計で約220台と大盛況であったが、関東はおろか中部や東海からの参加者も多かった。L880K型コペンで駆け付けた新田柊兵さんもそのひとりだ。彼のクルマ遍歴はちょっと面白い。というのも以前は現行のLA400Kコペンに乗っており、ほぼ1年前に旧モデルであるL880K型に乗り換えた。

「L880Kはエンジンが4気筒のJBなんです。どんなフィーリングか興味を持っていたところ、偶然チューニング済みの中古車を見つけたので、思い切って乗り換えを決意しました!」

新たな相棒として迎え入れたコペンはプロショップ「も。ファク」でフルチューンされ、前後のオーバーフェンダーでワイドボディ化し、普通車と同じ白ナンバーで登録された1台だ。

バランスの取れた750cc140馬力仕様!キャリパーとローターの強化を計画中

さらにエンジンも660ccから750ccに排気量アップしており、タービンはIHIのF5に交換し馬力は140psオーバーだという。4気筒ならではの滑らかなフィーリングも感性にマッチし、毎日の通勤にもコペンを使うほど気に入っているそうだ。購入した時点での完成度があまりにも高いため、新田さんが手を加えた部分はまだ皆無に近い。

ダクトが開いたボンネットやダウンフォースが効きそうなフロントのスポイラー類、そしてピラー部分にガッチリと溶接されボディ剛性と安全性を高めるロールケージ、HKSのフルコン「FコンVプロ」で緻密にセッティングが施されたエンジンなど、下手にイジってバランスが崩れてしまうのがイヤなのも十分すぎるほど理解できる。

新田さんが感じている唯一の改良すべきポイントはブレーキだ。現在はパッドのみ強化タイプに交換しているそうだが、サーキット走行も近いうちに挑戦したい目標のひとつ。ストリートであれば制動力も耐久性もまったく不満はないが、パワーがノーマルの64psから倍増していることもあって、キャリパーとローターの容量アップを目論んでいるという。

また、メンテナンスもチューニングカーであることを理解しており、経年劣化に対する備えも含めて欠かさずにやっていきたいと語る。地元から福島オープンカーフェスの会場までは、高速道路をフルに使って8~9時間だったという。とはいえ今回は遠方のオフ会に参加すること自体が目的で、新たな相棒コペンと一緒のロングドライブも満喫できたし、フルチューンながら約10km/Lを記録した燃費にも大満足。サーキット走行とオフ会の両方を楽しむカーライフはまだまだ続く!

すべて表示
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
著者一覧 >

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS