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GT300開幕戦はD’stationが圧勝! 元F1クビアトも魅せた激戦

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TEXT: 戎井健一郎(EBII Kenichiro/motorsport.com)  PHOTO: 佐藤正勝(SATO Masakatsu)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • GT300クラスを見事制覇し、レース後に笑顔で互いの健闘を称え合う藤井誠暢/チャーリー・ファグ
  • 快晴の岡山国際サーキットで行われた、GT300クラスの華やかなポディウム
  • 多彩なマシンが入り乱れるGT300クラス。各所で熾烈な順位争いが展開される
  • 上位陣の背後でも、表彰台やポイント獲得を狙う熱いバトルが繰り広げられた
  • 9号車 PACIFIC AMG:鮮やかなブルーのキャラクター仕様を纏いコースを激走する
  • 360号車 RUNUP RIVAUX GT-R:黒と赤の精悍なボディで上位を狙い激走
  • 2号車 HYPER WATER INGING GR86:体制一新。ルーキーの卜部和久が力走
  • 31号車 apr LC500h GT:女性初フォーミュラ王者の小山美姫が激戦で力走
  • 65号車 LEON PYRAMID AMG:レース巧者らしく、リア2輪交換の作戦で挑む
  • 45号車 PONOS FERRARI 296:黒とオレンジのボディでコースを力強く走る
  • 666号車 SEVEN x SEVEN ポルシェ:黄緑と黒のグラデーションが目を引く
  • 7号車 CARGUY 296 GT3 EVO:新たに投入された黄色のマシンがコースを駆ける
  • 61号車 SUBARU BRZ R&D SPORT:水平対向エンジンを響かせコースを激走する
  • 56号車 リアライズ 日産メカニックチャレンジ GT-R:青いボディがコースを激しく攻める
  • 96号車 K-tunes RC F GT3:深紅のボディを纏い、上位進出を狙って激走する
  • 52号車 Green Brave GR Supra GT:ペナルティに負けずタイヤ無交換を遂行
  • 60号車 Syntium LM corsa LC500:流麗なシルバーのボディを輝かせ上位を狙う
  • 25号車 HOPPY Schatz GR Supra GT:ピンクと白の鮮やかなマシンが躍動
  • 777号車 D'station Vantage GT3:ポールから独走し見事な逃げ切り優勝
  • 6号車 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI:真紅のボディがコースを鮮烈に攻める
  • 62号車 HELM MOTORSPORTS GT-R:ブルーのボディが岡山を力強く走る
  • 30号車 apr GR86 GT:鮮やかな黄色いボディを躍動させてコースを攻め込む
  • GAINER TANAX Z:精悍な赤と銀のボディを纏い、上位進出を狙う
  • 87号車 JLOC Lamborghini GT3:鮮やかな緑のボディがコースを激しく攻める
  • 88号車 VENTENY Lamborghini GT3:元F1クビアトが猛追を見せた
  • 32号車 ENEOS X PRIME AMG:オレンジと黒の力強いカラーで激走する
  • 20号車 シェイドレーシング RC F GT3:青と緑のマシンが岡山のコースを力強く走る
  • 22号車 アールキューズ AMG GT3:オレンジと黄色の鮮やかなボディで激戦区に挑む
  • 48号車 健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R:白を基調としたボディでコースを攻め込む
  • 4号車 グッドスマイル 初音ミク AMG:鮮やかなカラーを纏い先行するLEONを追う
  • 26号車 ANEST IWATA GAINER Z:水色と黒のボディが春の岡山のサーキットに映える
  • 18号車 UPGARAGE AMG GT3:黄色と黒のマシンが岡山のコースを激走する
  • 13時20分、気温24度という絶好のコンディションで全車が一斉に加速する
  • 777号車 D'station GT3:ポールポジションからスタートし、見事な逃げ切りを見せた

GT300で勝敗を分けた過酷なタイヤマネジメント。多様なマシンと戦略が交錯する激闘の裏側

2026年4月12日、岡山国際サーキットにてスーパーGT開幕戦の決勝レースが開催されました。今回は、国内外の多様なマシンが入り乱れる激戦のGT300クラスにフォーカスします。タイヤ無交換作戦や、元F1ドライバーの鮮烈なデビューなど、見どころが尽きない開幕戦となりました。見事にポール・トゥ・ウインを飾った777号車の戦いぶりなど、白熱のレース展開をレポートします。

(motorsport.comの記事をもとに再編集しています)

D’stationがPPスタートから逃げを打つ! HYPER WATERとaprは序盤から白熱する2番手争いを展開

いよいよ幕を開けた2026年シーズンのスーパーGT。82周で争われた決勝レースでGT300クラスの優勝を飾ったのは、777号車「D’station Vantage GT3」(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)である。

スーパーGT開幕の地は2026年も岡山国際サーキットであり、春らしい快晴のドライコンディションのもと、13時20分に決勝がスタートした。

GT300クラスは777号車「D’station Vantage GT3」がポールシッターだ。これに2号車「HYPER WATER INGING GR86 GT」、31号車「apr LC500h GT」と続いた。昨年の岡山戦を制してチャンピオンとなった65号車「LEON PYRAMID AMG」は、11番手からのスタートとなる。

GT500クラスと同様、スタートで上位のオーダーに変動はなかった。D’stationの藤井が逃げを打つ。その背後で2番手争いが接近した。HYPER WATERのルーキー卜部和久の背後に、aprの小山美姫が迫る。彼女はフォーミュラ・リージョナルで女性初のチャンピオンに輝いた実力者だ。その卓越した技術で、強烈なプレッシャーをかけたのである。

そんななかで、小山は25周を走ったところでライバルに先んじてピットへ向かった。小高一斗へとドライバーチェンジを行ったのである。

タイヤ戦略が分けた明暗は、レース巧者LEONに襲いかかる後続陣。元F1ドライバーも6位入賞!

いっぽうでD’stationは30周、HYPER WATERは38周でピットインした。それぞれ事実上のトップと2番手でコースへ復帰する。いっぽうのaprは、リアタイヤ2輪交換作戦をとったLEONに前に入られてしまう。これで事実上の4番手へダウンした。

しかしながら、さすがのレース巧者LEONも2輪交換は厳しかったようだ。31号車「apr」、4号車「グッドスマイル 初音ミク AMG」がそれぞれLEONをかわす。着実にポジションを上げた。

また、元F1ドライバーのダニール・クビアト(88号車 VENTENY Lamborghini GT3)が後半スティントで登場した。彼はかつてレッドブルやトロロッソを駆り、F1の表彰台に登ったほどの実力者である。88号車は14番手スタートだったが、リアタイヤ2輪交換の作戦が功を奏してか7番手に浮上している。

クビアトはGT300初レースとは思えぬ走りで後続を抑え込んだ。それどころか、ジャンプスタートによるドライブスルーペナルティを受けながらタイヤ無交換で前に立ちはだかった52号車「Green Brave GR Supra GT」にプレッシャーをかけていく。世界最高峰を知る男の、凄まじい追い上げだ。

そして残り3周でオーバーテイクに成功した。見事に6番手へ上がったのである。首位のD’stationは、ほぼ無風といった状態で、そのまま悠々とトップチェッカーを受けた。2位はHYPER WATER、3位はaprであった。

ルーキーや元F1ドライバーの参戦により、勢力図が大きく動こうとしているGT300クラス。次戦以降も、各チームの戦略と意地がぶつかり合う激闘から目が離せない。

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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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