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ペナルティ合戦も何のその!? #33クラフト・バンブー・レーシングが9クラス47台の混走バトルで2戦連続ポールtoウィンを達成した2026スーパー耐久 SUZUKA 5時間レース

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 佐藤 正勝(SATO Masakatsu)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

中盤のペナルティ合戦を制し、最後は30秒の大差でゴール! #33が開幕から2戦連続でポールtoウィン

19日(日)の決勝は、木曜日の公式練習から4日連続の好天の下、正午にフォーメーションラップがスタートした。ポールポジションから好ダッシュを見せた#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3の太田格之進がトップをキープ。#777 D’station Ferrari 296 GT3の藤井誠暢と#23 TKRI松永建設AMG GT3の片岡龍也がこれに続いたが、太田のペースは速く2位争いはヒートアップ。11周目の1コーナーで片岡が藤井をかわして2位に浮上した。そこからはオーダーを変えることなく上位陣は周回を重ねた。

多くのクラスが混走するS耐では各クラスの速度差が大きいため、アクシデントによるセーフティカー(SC)やコース全域での追い越しを禁じるフルコースイエロー(FCY)が導入されることも少なくない。今回は第1スティント(各ドライバーの担当走行区間)を大きな混乱もなく終えた。この時点で太田は2位以下に30秒ほどの差を築いていたが、ピットイン時のタイムロスでそのアドバンテージは消えてしまうことに。第2スティントを担当したジンズーは、2位に浮上してきた#31 DENSO LEXUS RC F GT3の永井宏明とテールtoノーズの接戦に持ち込まれた。続く第3スティントを担当したアダリーが、ピットインのタイミングでトップに返り咲いている。

レース前半はSCもFCYも導入されない展開が続いたが、折り返しを迎えるころにST-TCRクラスの車両がヘアピンでストップ。これを受けてFCYの導入が想定されるなか、タイムロスを抑えようとルーティンピットに飛び込むクルマが続出した。しかしこれが明暗を分けることになった。#777 D’station Ferrari 296 GT3はFCY中のピットインと判断されペナルティストップ10秒を課せられてしまった。これで#31 DENSO LEXUS RC F GT3がトップに立ち、#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3と#23 TKRI松永建設AMG GT3がこれに続く展開に。実は#33もピットインの際にピットレーン速度超過と判定され、ペナルティとしてピットレーンを通過するドライブスルーペナルティを受けることになる。

この中盤のドタバタでオーダーは何度か入れ替わったが、最後のピットインを#31 DENSO LEXUS RC F GT3、#777 D’station Ferrari 296 GT3、#23 TKRI松永建設AMG GT3、そして#33 Craft-Bamboo Racing Mercedes-AMG GT3の順で終えたところで、ようやくレースの行方が見えてくる。#33が#31の鼻先でピットアウトし、トップの座は#31から#33へと移ることになった。タイヤ交換直後のため熱が入るまでの間はペースを上げられないが、SFやS-GTでも活躍し好調を維持する太田格之進が、追い縋る#31を完璧にブロック。タイヤが温まると一気に相手を突き放し、30秒以上の大差を築いてトップチェッカーを受けた。開幕戦レース2から数えて2戦連続のポールtoウィンだ。

終盤に#31 DENSO LEXUS RC F GT3をかわした#23 TKRI松永建設AMG GT3が2位でフィニッシュ。#31 DENSO LEXUS RC F GT3が3位に続き、ペナルティに泣いた#777 D’station Ferrari 296 GT3もよく追い上げ、トップと同周回の4位でチェッカーを受けた。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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