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個人宅への直送を可能にしたコンパクト設計! 初心者にも優しいホンダ「ヴェゼル」専用エアロキット

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TEXT: 遠藤 彰(ENDO Akira)  PHOTO: 上新庄写真センター(Kamishinjo Photo Center)

  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:フロントハーフスポイラー。リップ部には凸型のラインを設け、下部にダクトを配してスポーツ感を増幅。3分割構造ながら高いフィッティング精度を実現した
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:サイドステップカバー。リアに向かって流れる独特のキャラクターラインを配置し、スピード感あるデザインがサイドビューのイメージを一新する
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:小振りのリアゲートウイング。後端を摘んだようなダックテール調のデザインが特徴。デモカーはブラックで塗り分け、リアの引き締め効果を狙っている
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:リアハーフスポイラー。純正ボトムにボリュームを持たせて視覚的な重心を下げ、よりタフな印象へと昇華させる。純正からのダウン量は10mmだ
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:20インチホイール「ヴェルズDDR01」。デモカーは運転席側にクリスタルチタンカラーを装着。サイズは前後20×8.0J+38を選択した
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:助手席側にも「ヴェルズDDR01」を装着。助手席側にはクリスタルブラックカラーを採用した。サイズは運転席側と同じく前後20×8.0J+38だ
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:フューエルリッドカバー。「KUHL」のロゴが刻印され、サイドのアクセントとして好相性。立体感のあるデザインがシャープなイメージを際立たせる
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:デモカーにはエアフォース製エアサスペンションシステムを装着。車高調整がスムースに行え、走行性能と理想的なスタイリングの両立を実現している
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:前後ともに3分割構成を採用。分割点のラインは精度が高く、装着後は自然に溶け込み違和感がない。未塗装のほか、塗装済み製品も用意されている
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:低さが強調され都会的なイメージを実現したリアスタイル。小振りのリアゲートウイングや、3分割のリアスポイラーがリアビューの迫力を高めている
  • ホンダ ヴェゼル クール スタイルキット:スタイリッシュなSUVへ変貌を遂げたヴェゼル。純正の黒い樹脂部分を隠し、視覚的な重心を下げることでワイド&ローなシルエットを構築している

自分で愛車を仕上げる喜びを広げるクールレーシングの最新作

2026年の東京オートサロンにおいて、1台のホンダ「ヴェゼル」が視線を集めていました。その正体は、クールレーシングが展開する新ブランド「クール スタイルキット」のデモカーです。カスタム初心者に向けた最適解をテーマに掲げ、プロショップでの取り付けが前提という従来の常識を覆しました。自宅のガレージで完結する、新しいエアロパーツの形をご紹介します。

分割構造の採用で個人宅への配送とDIY装着を実現

2026年の東京オートサロンにおいて、クールレーシングのブースで熱視線を浴びていた1台のホンダ ヴェゼル。装着されていたのは、新ブランド「クール スタイルキット」の意欲作だ。このブランドのコンセプトは、ずばりカスタマイズ初心者への最適解である。これまでエアロパーツはプロショップで取り付けるものという常識が根強く存在していたが、同ブランドはその壁を鮮やかに打ち破ってみせた。

最大の特徴は、各スポイラーに採用された画期的な分割構造にある。従来の大型スポイラーはそのサイズゆえに個人宅への配送が困難であり、送料も高額になりがちだった。塗装済みの製品ラインアップが充実し、取り付け経験者なら自宅での作業が不可能ではないとはいえ、結果として購入から装着までのハードルが高く、DIY派にとっては気軽に手を出せるカスタムとはいい難い側面があった。

しかし、このキットはコンパクトな梱包を実現したため、自宅への直送が可能となっている。さらに、分割されたことによりガレージでのDIY装着も格段にハードルが下がっていることも注目のポイントだ。素材にはフィッティング精度に優れ、耐久性も高いABS樹脂を採用していることも優位に働く。

完成されたプロダクトをただ装着するのではなく、自らの手で取り付けるプロセスそのものを楽しませる設計思想は、これまでのカスタムシーンにはなかった新しい価値提案である。このシリーズは2025年に発表されたトヨタ「アルファード」およびトヨタ「ヴェルファイア」向けプログラムからスタートしているが、その展開はすでに拡大フェーズへと突入している。

車種ごとに最適化されたラインアップが今後増えていけば、より多くのユーザーにとって最初の一歩となる存在になる可能性は高い。カスタムの敷居を下げながらも、仕上がりの満足度はしっかり担保する。その両立を実現したこのキットは、これからのカスタムシーンに新たな流れを生み出す起爆剤となりそうだ。

純正の黒い樹脂部分を隠すワイド&ローなシルエット

ここまで製品のコンセプトを説明してきたが、ルックス面でも一切の妥協はない。このホンダ ヴェゼルにおけるデザインの要は、純正のボトムに配置された黒い樹脂部分を効果的に隠す設計だ。

車体下部にどっしりとしたボリュームを持たせることで、視覚的に重心を引き下げるワイド&ローなフォルムを実現している。シンプルな構成でありながら、確実に差がつくシルエットをアピールする。派手すぎず、それでいて確実に印象を変える。この絶妙なバランス感覚こそが、このキットの真骨頂である。

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