キャンプへの情熱とDIY精神が詰め込まれた、こだわり満載の三菱「トライトン」をご紹介!
本格的なファミリーキャンプを再開するため、クルマとキャンプギヤを一新して三菱「トライトン」を購入した佐藤さん。今回は、そんな佐藤さんがご自身の手で理想のアウトドア仕様へとカスタムしたこだわりの愛車を紹介する。無加工で装着可能なフロントバンパーや、荷台をフラット化する自作の引き出し式収納システムなど、実用性と機能性を追求したスタイルの全貌を追う。
デリカD:5を見に行って、気づけばトライトンを契約
佐藤さんはもともとキャンプ好きであった。子どもの成長をきっかけに本格的にファミリーキャンプを再開することを決意し、クルマとキャンプギヤを一新することにしたという。
ディーラーへ見に行ったのは、ファミリーキャンパーの定番モデルである三菱「デリカD:5」だった。三菱 トライトンはCMで見て気にはなっていたものの、そこまで意識することなく足を運んだそうだ。しかし、店頭で実車が気に入り、気づいたら見積もりを取って帰っていたという。
現在、佐藤さんは4人家族である。SUV(スポーツ用多目的車)ではキャンプ道具を積み込むと、室内空間がどうしても圧迫されてしまうと考えたそうだ。そのため、乗車スペースと荷室が完全に分かれているピックアップトラックのスタイルが、自分たちの使い方にぴったりだったと語る。
これまでにもシトロエン「DS7」やマツダ「CX-5」、トヨタ「スープラ」など、多彩なジャンルのクルマを乗り継いできた佐藤さんならではの感覚的な選択だったのだろう。そんなこだわりの愛車を、山口県山口市の山口きらら博記念公園で2026年4月29日に開催されたイベント「DDR&TDR2026」にて取材した。
無加工で装着可能!こだわりのフロントカスタム
外装でまず目を引くのが、自動車用カスタムパーツブランドであるWeed製「クロスロード」のフロントバンパーだ。当初はアイアンバンパー(鉄製の強固なバンパー)も検討していたそうだが、バンパーをカット加工することに抵抗があり断念したという。
そのようなときに出会ったのが、無加工で装着できる同製品だった。インターネットでチェックしていたが、発売前に実物を見る機会があり、その場で即決したというお気に入りパーツである。アイアンバンパーを装着することなく、迫力あるフェイスを手に入れることができた。
足回りには、ビードロック(タイヤがホイールから外れるのを防ぐ部品)風のデザインが特徴的な、アルミホイールブランドのナイトロパワー製ホイール(18×8.0J)を装着している。タフさのなかに程よい高級感もあり、三菱 トライトンの迫力あるスタイルに絶妙にマッチしている。
さらにルーフラック(屋根上の荷物載せ)には、積載部分がフラットなカーキャリアブランドのイノー(INNO)製を採用した。低床タイプも検討したが、ルーフの洗車などのメンテナンス性を考慮すると、ある程度の高さがあったほうが良いと判断して現在の仕様に落ち着いている。

キャノピー&ルーフトップテントで快適なキャンプ仕様へ
荷台には、ピックアップトラックのカスタムパーツを展開するメロウアップ製のキャノピー(荷台に取り付ける屋根状の覆い)を装着している。納車当初は同ブランドのトノカバー(荷台の平らなフタ)を装着していたが、そこで感じた信頼性から今回もメロウアップを候補として選んだ。2025年の同イベントにも参加しており、しっかりと現物を確認してから購入を決断したという。
周囲のオーバーランダースタイル(クルマで長距離を旅しながらキャンプをおこなうスタイル)の車両にも刺激を受けたそうだ。実際に装着してみると、キャノピー内に荷物が置けるだけでなく、キャノピーのルーフにも積めることで積載性は大幅に向上した。防犯面でも安心して荷物を積みっぱなしにできるようになったという。
その上には、アウトドア用品ブランドであるADA製のルーフトップテント(車上テント)を搭載している。ハードカバータイプを選んだ理由は、木の枝などに当たっても破れずに傷で済むという高い耐久性だ。また、他メーカーと比較してコストパフォーマンスが高かった点も決め手になったそうだ。
自分仕様を楽しむ、唯一無二のトライトン
このクルマの最大の見どころが、荷台に搭載された自作のドロワーシステム(引き出し式収納家具)だ。三菱 トライトン特有のタイヤハウス(タイヤを覆う部分)の張り出しを解消し、荷台全体をフラット化するために制作したそうだが、すべてDIY(自身でおこなうカスタマイズ)で作られている。
大型レールを使用した引き出し式構造になっており、なかにはツーバーナー(2口のコンロ)やチェア、テーブルなどのキャンプギヤを機能的に収納している。さらに、12V電源、USBポート、ライト用スイッチパネルまで自作で組み込まれている。今後はポータブルバッテリー(持ち運び可能な蓄電池)を接続して電装システムを完成させる予定とのことだ。
フラット化された荷台空間を活かして、実際に車中泊も経験している。多少の狭さはあるものの、それも含めて秘密基地のような感覚を楽しんでいるそうだ。ただパーツを装着するだけではなく、自分たちのキャンプスタイルに合わせて荷室までゼロから作り込んだ、実用性とアウトドア性能が詰まった1台である。











































