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「車高を下げたい」と推したのは妻だった! 黄色と黒にこだわるベンツ「CLA」の極低スタイル

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TEXT: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)

奥様の愛車を勝手にカスタム…かと思いきや、まさかの!?

奥様の愛車として迎えたメルセデス・ベンツ「CLAシューティングブレイク」。しかし「下げたい!」とカスタムを積極的に推したのは、なんと奥様本人だった。鮮やかなイエローボディをベースに、黒との塗り分けや19インチへのこだわりで独自のスタンススタイルを追求。夫婦で楽しむ輸入車カスタムの好例だ。

黒と黄色の塗り分けが決め手! フルノーマルから1年で激変したCLAシューティングブレイク

オーナー歴は2年目に突入と、まだ日が浅めというSさんのメルセデスベンツ CLAシューティングブレイク。

「もともとCLAは妻のクルマになるのですが、前車のトヨタ 86から乗り換えるにあたり妻から、次はワゴンに乗りたいな、という要望があり、コレを選びました。(乗り換え時は)ZN型86に乗っていたまわりの友達夫婦の方達の多くが、BMW3シリーズに乗り換えていたんですよね。だからその流れには乗りつつも、みんなが選ばない同じサイズ感のメルセデスベンツ CLAの方が面白いと思って選びました」

そこからは、旦那さまが奥様のクルマをガッツリいじる、ある意味“カスタムあるある”なのかなと思いきや…。

「どちらかというと、妻の方がカスタム好きで率先して“下げたい!”ってなってこうなった感じです」というから面白い。イエローボディを選んだのは、「サンルーフ付きの黒かグレーをオーダーしていましたが、要望に合致したクルマがなかなかなくて…。ショップのかたに“こんな色ならあるんですが…”と、見せてくれたのがこのイエロー。ボディ色以外の要望はバッチリでしたが、さらに画像を確認して一目惚れしました。即決です(笑)」

イエローボディの設定色自体を知らなかったため、より新鮮に映ったという。ちなみにSさん自身はシャンパンゴールドボディのマセラティ・クワトロポルテに乗っており、夫婦で明るいボディの輸入車オーナーとなったのだ。

フルノーマルから1年でガラッと変更! キモは色の塗り分け!

購入時はフルノーマルだったが、フロントまわりは、フロントグリルを社外製のパナメリカーナグリル(AMGモデルに採用された縦ルーバーのフロントグリル)に変更する。「黒と黄色の2色で表現したかったんですが、純正だと縦にシルバーのラインが入る。それが嫌で、社外グリルを探してコチラに辿り着きました」。上部に合わせてアンダーグリルも変更。フロントリップは、純正を再塗装をかけてマット+202ブラックで塗り分け、“極力純正感を残しつつ”こだわりのペイントを披露する。

また、リアウイングを黒にペイントするが、ハッチ側の裏側が黄色だったため、「リアウイングの付け根部分が浮いて見える」と感じ、一体感が出るよう黄色部分を黒にペイントするこだわりよう。それに合わせるようリアバンパーのマフラーまわりの樹脂も色褪せしたように見えるため、ブラッシングしたのち202ブラックでペイントして艶やかに仕上げている。他にもドアミラーを黒コーディネイト。

「シューティングブレイクはサイドのラインが普通のワゴンとは異なるので、そのサイドをよく見せるにはサイドミラーがボディ同色の黄色だとそこに目が行ってしまい、サイドの形状が滲んで邪魔をするんです。それをなくすためのペイントです」

18でも20インチでもなく、収まりの良さは19インチ!

足まわりはエアメクスト・エアサス。リアはアッパーアームとトーコントロールアーム(リアタイヤの向きを表すトー角を調整するアーム)をメーガンレーシング製を装着。エアバッグが長めだったので、突起部分をカット。さらにロアアームも小加工を施して、より落ちるよう施工している。そうすることで、リアは被るかどうかの車高だったのが、ご覧のリムまで被るまでに落とし込めるようになった。ホイールサイズも純正18インチからロリンザーRSK6の19インチに1インチUPしている。

「20インチで下げて被らせるのって意外と簡単なので、それを19インチで行い、ここまで落とせることにもこだわりました」。スタンス系カスタムが好きで、大きすぎず、小さすぎずのピッタリ感が19インチだった。

実父と2ドライバー体制で広島↔︎富士山パーキングを走破

自宅のある広島から今回取材したイベント会場となった静岡の富士山パーキングまでの遠征(移動距離・片道800km前後)ということで、「1人で運転するのはしんどいな」と思い、実父と2ドライバー体制で参加。仲良く参加したSさん。単なるローダウン仕様ではなく、黄色と黒の見せ方、そして19インチで魅せる絶妙なバランスにこだわった一台。夫婦それぞれがクルマ好きを貫きながら、自分たちらしいスタイルを形にしたCLAシューティングブレイクは、多くのカスタムファンの共感を呼ぶ存在といえそうだ。

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